第4回全日本アニソングランプリ優勝は女子大生・河野万里奈!
アニメ専門チャンネル『アニマックス』が、アニメ界で活躍するアーティストを発掘するオーディション『第4回全日本アニソングランプリ supported by ひかりTV』の決勝大会を25日、東京・竹芝ニューピアホールで開催しました。

明日のアニメ界で活躍するアーティストを発掘することを目的に、2007年からはじまった同大会。

第1回大会が1792組、第2回大会は3186組、第3回大会は6570組の応募を受け付けていました。

そんな中、第4回目となる今回は、「優勝者は2011年新作アニメの主題歌でプロデビュー!」をキャッチコピーに、過去最高の10189組の応募を受け付けていたといいます。

全国6都市(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡)の予選大会を勝ち抜いた12組と、視聴者によるWEB審査で選ばれた1組の合計13組で行われた決勝大会。

その決勝大会では、大阪予選大会準優勝の河野万里奈(かわのまりな=20)が優勝の栄冠を掴みました。

グランプリに輝いた河野さんは、兵庫県内の大学に通う2年生。

高校時代からバンドを組んでおり、現在も軽音サークルに所属。月に1回ライブを行っているバンドガールだといいます。

アニソングランプリ出場にあたって、「夢はキラキラしているアニメのキャラクターがそのまま3次元になったようなアニソン歌手になること」とアピールしていました。

13名が進出した決勝大会・1stステージで、河野さんはラスト13番目に登場し、『機動戦士ガンダムSEED』主題歌「Believe」をチアリーディング仕込みのダンスを交えて披露したといいます。

そして1対1のマッチアップ形式で行われる2ndステージでは、『ダ・カーポIIセカンドシーズン』のエンディングテーマ「消えないで」を切ない歌声で歌い切り、WEB投票で敗者復活を遂げた34歳の時任良治さんを破ってファイナルステージに進出しました。

そして3人で争われるファイナルステージでは、水樹奈々(みずきなな=30)が『NHK紅白歌合戦』で歌ったことでも知られる「深愛」を情感たっぷりに歌唱。

「ずっと練習に付き合ってくれたお母さんを想って歌いました」と歌い終えた感想を語っていました。

ファイナルに進んだ3人の中で1stステージでの点数は3番目となっていましたが、結果は河野さんの逆転勝利となりました。

審査委員長は「現在の完成度の他に、どこが成長していくか"のびしろ"を重要視した」と今後の可能性を高く評価。

トロフィーを受け取った河野さんは「信じられないです」と涙ながらに喜びを語ったといいます。

また、審査員特別賞は札幌予選大会から上がってきた小林正典(こばやしまさのり=27)が獲得。

「回を増すごとに実力がアップしていて、技術に溺れずに声を追求していることに胸をうたれた。数が少ない男性の出場者の代表として頑張っている"お祝い"の意味も込めて」と審査員から祝福の声が集まりました。

昨年の決勝大会では、1stステージで敗退しただけに、今回の結果には感無量な様子。

また優勝者・河野さんは、第1回大会優勝の喜多修平(きたしゅうへい)、第2回大会優勝のHIMEKA(ひめか)第3回大会優勝の佐咲紗花(ささきさやか=28)に続き、2011年アニマックスで放送する新作アニメの主題歌でプロデビューすることが決定。

さらに同デビュー曲は『涼宮ハルヒの憂鬱』の「God knows…」や『らき☆すた』「もってけ!セーラーふく」の作曲家・神前暁(こうさきさとる=36)が担当することも発表されました。

豪華なプロデューサーに囲まれデビューの切符を掴んだ河野さん。

果たして今後のアニメ業界を支えるアーティストに成長していけるのでしょうか。
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