手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-
キャスト
架空の人物。幼い頃のブッダが登場するまでは彼をメインに話が進められていた。スードラの身分で、タッタとは義兄弟の契りを結ぶ。剣の腕が良く、コーサラ国の勇士にまでなるが、後に身分が発覚。母ととも串刺し状態で崖から突き落とされ処刑された。
本名:ゴータマ・シッダルタ。コーサラ国の属国、カピラバストウのシャカ族の王子としてクシャトリヤの最高位(王族)の身分に生まれる。幼い頃から体が弱く、同じ人間に"身分"があることを気にかけていた。「人はなぜ生きて死ぬのか」という疑問を持ち、息子が生まれた日に僧(サモン)としての道を歩むようになる。仏典とは異なり悟りを開いてからも悩み苦しみ時には弟子に励まされたりする。あくまで弱い一求道者としての姿が今作では強く描かれる。
なお「ブッダ(仏陀、Buddha)」は称号や尊称(普通名詞)であり特定の人名ではない為、実際の仏典では本名の「ゴータマ」で呼ばれる事も多く、本人も「修行完成者(如来=タターガタ)」等と自称する事が多かった。しかし本作では、ブラフマン(後述の神)が悟りを開いたゴータマ・シッダルタに対してそう名乗るよう命じたという扱いになっている。そのため悟って以降は本人が「私はブッダという名の者です」や「もうシッダルタではない。ブッダと呼びなさい」と発言したり、弟子でもない他者や敵対者ですらも「ブッダという名の僧が」と発言するなど、"ブッダという名前に改名した"という扱いになっている。マカダ国王ビンビサーラも、悟りを開くしばらく前のシッダルタに対してブッダの名を贈っているが、この際はあくまでビンビサーラが個人的にブッダと呼び始めたに過ぎず、自他共にブッダの呼称が使用されたわけではない。
なお「ブッダ(仏陀、Buddha)」は称号や尊称(普通名詞)であり特定の人名ではない為、実際の仏典では本名の「ゴータマ」で呼ばれる事も多く、本人も「修行完成者(如来=タターガタ)」等と自称する事が多かった。しかし本作では、ブラフマン(後述の神)が悟りを開いたゴータマ・シッダルタに対してそう名乗るよう命じたという扱いになっている。そのため悟って以降は本人が「私はブッダという名の者です」や「もうシッダルタではない。ブッダと呼びなさい」と発言したり、弟子でもない他者や敵対者ですらも「ブッダという名の僧が」と発言するなど、"ブッダという名前に改名した"という扱いになっている。マカダ国王ビンビサーラも、悟りを開くしばらく前のシッダルタに対してブッダの名を贈っているが、この際はあくまでビンビサーラが個人的にブッダと呼び始めたに過ぎず、自他共にブッダの呼称が使用されたわけではない。
架空の人物。コーサラ国の将軍。ワニに襲われたところをチャプラに助けられ、チャプラを養子として迎える。チャプラ亡き後の消息は不明。
架空の人物。スードラで元盗賊の頭。かつては好意を寄せたシッダルタの恋人だったが、そのために捕らえられ、盲目にされた。後にタッタの妻となり、子供3人をもうける。
架空の人物。バラモンでアシタの弟子。尊い人を探すために旅に出るが、コーサラを訪れたバンダカと決闘して重傷を負ったチャプラの命を助けるために、罪のない動物たちの命を奪ったとして、アシタにより畜生道に落とされる。以後40年を経て、ブッダと巡り会う。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011