｢レオン｣あらすじ

ﾆｭｰﾖｰｸ｡ﾚｵﾝ(ｼﾞｬﾝ･ﾚﾉ)は受けた仕事を完璧に遂行する一流の殺し屋…

(2008/10/16)

ﾆｭｰﾖｰｸ｡ﾚｵﾝ(ｼﾞｬﾝ･ﾚﾉ)は受けた仕事を完璧に遂行する一流の殺し屋｡1日2ﾊﾟｯｸの牛乳と腹筋のﾄﾚｰﾆﾝｸﾞを欠かさず､安ｱﾊﾟｰﾄで自分と同じように根っこを持たない鉢植えの観葉植物､ｶﾗﾃｱを唯一の友とし暮らす無口な男｡ある日､彼の隣の部屋に住む12歳のﾏﾁﾙﾀﾞ(ﾅﾀﾘｰ･ﾎﾟｰﾄﾏﾝ)の父親のもとに､麻薬取締局(DEA)の汚職警官ｽﾀﾝﾌｨｰﾙﾄﾞ(ｹﾞｲﾘｰ･ｵｰﾙﾄﾞﾏﾝ)と部下たちが訪ねてくる｡預けたﾍﾛｲﾝをかすめ取った奴がいるので､明日の正午までに盗んだ奴を捜せと告げて帰る｡翌日､ｽﾀﾝﾌｨｰﾙﾄﾞと仲間たちはﾏｼﾝｶﾞﾝを手にｱﾊﾟｰﾄを急襲｡ちょうど買い物に出掛けて留守だったﾏﾁﾙﾀﾞが帰宅すると､4歳の弟を含めた家族全員が虐殺されていた｡即座に事情を察した彼女は涙をこらえながら､ﾚｵﾝの部屋に逃げ込む｡そして彼が殺し屋だと知ると､最愛の弟を殺した相手に復讐するために､自分も殺し屋になりたいと懇願する｡始めは渋るﾚｵﾝだったが､自分の正体を知った少女を殺すことも追い出すこともできず､彼女との奇妙な共同生活を始めることになる｡ﾚｵﾝは少女に殺しのﾃｸﾆｯｸとｾｵﾘｰを教え､ﾏﾁﾙﾀﾞは彼に読み書きを教える｡2人の間には次第に父娘とも恋人ともつかない不思議な感情が芽生えていく｡これまで感情を殺して生きてきたﾚｵﾝが､人生2番目のかけがえの無いものを得て初めて誰かのために何かをしたくなったとき...｡