｢ポセイドン｣ストーリー

世界最高クラスの豪華客船ポセイドン号…

(2008/10/16)

世界最高クラスの豪華客船ポセイドン号。大晦日の夜、船内ではパーティーが行われていた。乗客は華やかに着飾り、バンドの演奏も始まる。船長のブラッドフォード（アンドレ・ブラウアー）の乾杯の音頭と共に誰もがこの雰囲気に酔いしれた。
その頃、ブリッジでは一等航海士が異変を感じ取っていた。水平線の先に見える巨大な波。彼は最悪の事態を回避するために懸命に舵を切るがそれもむなしくポセイドンは50メートルの波に飲み込まれる。あっという間に転覆したポセイドンの中は散々なものだった。多くの乗客は衝撃で怪我をし、火災が発生、船の灯りは消えた。大混乱が収まると生き残った乗客はダンスホールに集まっていた。「ここでじっと救助を待つべきだ」と主張する船長に対して反対するものが一人。プロのギャンブラーのディラン・ジョーンズ（ジョシュ・ルーカス）だった。そして自力で脱出しようとする彼に続く者たちがいた。じっとしていても船は沈む。危険な船内を彼らは生きるために進むのだった。