｢ユナイテッド93｣イントロダクション

可能な限りに再現し、リアリティを追及したノンフィクション・フィルム。

(2008/10/24)

2001年9月11日、4機の飛行機がジャックされたアメリカ同時多発テロ事件。そのうち2機はワールド・トレード・センターへ、もう1機は国防総省ペンタゴンに激突炎上した。その中で唯一目標に達しなかったユナイテッド航空93便の、離陸から墜落までの機内の様子を、残された資料や証言などにより可能な限り再現し、製作されたノンフィクション・サスペンス。出演者には無名俳優を中心にキャスティングし、パイロットや客室乗務員役にはリアリティを追求するためその職業の経験者を起用。また、管制官役の一部には事件当時実際に勤務していた管制官が本人役を演じ、空港との無線などには、事件当時の実際の音声が一部使用されている。監督は「ボーン・スプレマシー」(04)のポール・グリーングラス。