69 sixty nine
1969年―、それはベトナム戦争が激化し…
(2008/12/23)

1969年―、それはベトナム戦争が激化し、東大が安田講堂攻防戦により入試を中止した年。長崎佐世保の高校3年生、ケンこと矢崎剣介(妻夫木聡)はアダマこと親友の山田正(安藤政信)と一緒に映画・演劇・ロックがごちゃ混ぜになったフェスティバルの開催を計画していた。フェスティバルの表向きの趣旨は「生徒を管理の檻に閉じ込めようとする教師への反抗」。しかしケンの本当の目的はフェスティバルで上映する自主制作映画のヒロインに学校一の美少女、レディ・ジェーンこと松井和子(太田莉菜)を抜擢し、主演兼監督の自分が彼女と堂々とイチャつくことだった。しかし「デモやらバリケードやらする人の気持ち、分かるような気がする」というレディ・ジェーンの言葉を暴走解釈したケンは学校をバリケード封鎖することを決意。やがてそれはテレビ局や警察までが登場する大騒ぎに発展してしまうのだった…。



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