赤ずきん
聖書に継ぐベストセラーの本当は怖い一面
(2011/05/31)

「グリム童話」を知らない人はまずいないだろう。ドイツ語圏では聖書に継ぐベストセラーで、日本はもちろん、世界中で親しまれている童話集である。その有名なものをあげると「赤ずきん」「白雪姫」「ヘンゼルとグレーテル」「狼と七匹の子やぎ」などが上がる。これらはどれもメルヘンな話として知られ、多くの人がグリム童話=愉快な話として認識している。しかし中にはこんなお話もある…。

あるとき、父親が家畜用の豚を殺している(屠畜)ところを子どもたちが見ました。その日の午後、一人の子どもが弟に「おまえは子豚になれ。おれは屠畜人いなる」と言って、小刀を手に取り、弟の喉に突き刺しました。その頃、母親は部屋で赤ん坊の体を洗っていましたが、子どもの悲鳴を聞いて急いで駆けつけます。そして子どもの首から小刀を抜き取り、屠畜人役の子どもの心臓を突き刺しました。それから体を洗っていた赤ん坊のことを思い出し、部屋に戻ったものの、赤ん坊は水に溺れて死んでいました。母親は絶望し、首を吊って死にました。畑から戻った父親はこの様子を見て、気が狂い、しばらくして死んでしまいました。



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