キツツキと雨
【あらすじ】無骨なキコリと気弱な映画監督のちょっといい出会い
(2012/02/07)

プレッシャーに弱く、"使えない"新人映画監督・幸一(小栗旬)とスタッフの鳥居(古舘寛治)らはゾンビ映画の撮影のため、人里離れた小さな山あいの村に足を踏み入れる。
そこでは2年前に妻を亡くし、現在は息子の浩一(高良健吾)と2人暮らしをしている木こりの岸克彦(役所広司)やその仲間達が毎日木々を伐採して生計を立てていた。

なりゆきから幸一の映画撮影を手伝い、エキストラ出演することになった克彦。
自分のゾンビ姿を見てまんざらでもない克彦の横で、幸一は苦い表情をしていた。

大勢のスタッフやキャストをうまくまとめ上げられず、混乱する幸一。
克彦は幸一がまだ25歳だと聞くと、「あそこに松が生えてるだろ。あの木が一人前になるのに、ざっと100年はかかるよ」と彼を励ます。

次第に仲を深めていく二人。
幸一は父親が買ってきたビデオカメラをきっかけに映画を撮り始めるようになったこと、そのために実家の旅館を継がなかったことを明かし、父親は後悔しているだろうと語る。
「後悔なんかしてねえよ。自分の買ってきたカメラが息子の人生を変えたんだ。嬉しくてしょうがねえだろうよ」とまた励ます克彦。

克彦や村人達の協力を得て、映画の撮影は進んでいく…。



キツツキと雨[TOP]
シネマ情報一覧
シネマコーナー[TOP]

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau