踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
織田裕二、「踊る大捜査線」続編の構想を明かす! 完結したはずでは…?
(2012/09/11)

大人気シリーズ『踊る大捜査線』の完結編となる映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が今月7日に公開初日を迎えた。

1997年から続いた「踊る〜」がその歴史に幕を閉じるにあたり、作品に関わってきたキャスト・スタッフの感慨は深い。
中でもこの作品の顔をも言える主演俳優・織田裕二(おだゆうじ=44)は、この15年間、様々な想いを胸に"青島刑事"を演じ続けてきたようだ。
『女性自身』がその心の変遷を伝えている。

「織田さん自身はこのシリーズを9年前の『踊る〜2』('03年)で完結させようとしていました。正確に言えば、'04年3月にいかりや長介さんが72歳で急死したことで、織田さんは続編制作を断念したのです。
いかりやさん演じる和久平八郎は、青島刑事にとって父親のような存在でしたから、織田さんは『和久さんのいない"踊る"は意味がない』と思っていたようです」(フジテレビ関係者:女性自身)

共演者の一人、いかりや長介(いかりやちょうすけ=享年72)の急死で、シリーズに幕を下ろすを決意した織田。
しかし2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は日本実写映画歴代1位の興行収入173.5億円を記録していたため、周囲は続編の制作を熱望していた。
織田は「いかりやさんのいない"踊る"なんて僕には考えられない」とそれを拒絶し続けたが、ある時、彼の心を変える不思議な出来事が起こったという。

「ある夜、いかりやさんが織田さんの枕元に立ち『青島、いつまでも止まっていちゃダメだ。お前ならできる!』と、力強く励ましたそうです」(映画関係者:同)

天国から届いたいかりやの想いに織田は深く感銘を受け、続編の制作をついに承諾。
前作から7年後の2010年、満を持して『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』に再登場し、興行収入73億円のヒットを飛ばした。

そして迎えた完結の時。
"青島刑事"や湾岸署の仲間達との別れが近づくにつれ、織田の心にはまた新たな葛藤が生まれていたようだ。

「織田さんが『和久さんの年齢になった青島を演じてみるのは、どうだろう』と。本番の合間のたびに『定年まで勤めた青島はどんなふうになっているのかな』と言うんです。
スタッフが『FINAL』の続編は出せませんよ、と言ったんですが、彼は『でも、続けたいんです』と不満そうでした……」(前出・フジテレビ関係者:同)

映画公開直前、織田は一人、恩人・いかりやが眠る墓を訪れていたという。
続編への想いを捨てきれない織田に対し、いかりやは天国からどんな言葉を伝えたのだろうか。



踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望[TOP]
シネマ情報一覧
シネマコーナー[TOP]

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau