ドリーム☆アゲイン
[第2話]
駿介＝朝日奈（反町隆史）の前に颯乙（加藤あい）が現れるが、彼女は朝日奈を訴えようとしている相手側の弁護士だった。駿介は動揺して何も言うことができず、部下の百子（青田典子）や熊田（三宅弘城）も、颯乙も不思議に思う。その時ちょうど、養育費をもらいに朝日奈の会社を訪れていた雛（志田未来）は、颯乙が弁護士だと知り、声を掛けた。10/20放送
駿介は田中（児玉清）に、別の人間の体に変えてほしいと言うが、それはできないと却下。その後、雛から颯乙に相談して訴えると言われてしまう。これ以上、颯乙に悪い印象を持たれたくない駿介は、朝日奈のトラブルを一身に背負うことを決意。雛と同居することを認め、家政婦の加代（瀬川瑛子）に彼女の部屋を用意させる。
やがて、駿介は巨人軍の練習場にいる健造（渡辺哲）のもとへ。３球だけでいいから自分のバッティングを見てほしいと頼むが、断られてしまう。だが後日、健造が突然、朝日奈の会社にやってきた。情熱に打たれたから、３球だけ試してやるというのだ。
テストを受けられることになった駿介は自分の墓へ。そこに颯乙が現れた。駿介は颯乙に、自分はひどい男だったかも知れないが、これからは変わると言い、プロ野球選手を目指すことを宣言する。それを聞いた颯乙は自分の死んだ婚約者のことまで調べて、同情を引こうとしているのかと憤慨。駿介の手紙も偽物だろうと言って、その場で破り捨てる。ショックを受けた駿介は自分の正体を告げそうになるが、田中が現れて止めた。
怒ったまま、その場を立ち去った颯乙は過労がたたってダウン。田中がそれを見つけて、駿介を呼んだ。駿介は颯乙を病院に運び、彼女がこんなに仕事を頑張っていたことを初めて知る。そして、眠ったままの颯乙に、死んでしまったことを謝り、病院を出ていった。
雛はDNA鑑定の同意書を受け取るため、颯乙の事務所へ。雛から朝日奈が巨人のプロテストを受けると聞いた颯乙は、一緒にグランドに向かう。１球目、２球目と見送り、ついに最後の３球目。結果は空振りに終わってしまうが、そのスイングを見た颯乙は駿介と全く同じフォームだと気が付く。
自分の負けを認めた駿介は健造に礼を言って立ち去ろうとした。すると、健造はテストの結果はもう少し考えさせろと言い、駿介は喜ぶ。だが、実は健造の目当ては朝日奈の金だった。
スタンドからグランドに降り、駿介の前に立った颯乙は彼が胸から下げているペアリングを見つけて驚く。そして「あなた、いったい誰？」と──。
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第1話
「巨人の満塁男」と異名を取るプロ野球選手・駿介は肩を故障して二軍落ち。シーズン終了後、球団から解雇を告げられる。１年後に現役復帰を決意した矢先、不慮の事故で他界。冷徹なファンド会社社長・朝日奈の体を借りて現世に戻り、球界復帰を目指す。会社の経営のことなどまるで分からない上に、朝日奈の娘だという少女まで現れて悪戦苦闘。さらに、かつての婚約者が朝日奈を訴えている相手側の弁護をしている宿敵だと分かる。冷淡な朝日奈とは一変した情に厚い仕事ぶりをし、部下たちから不審に思われる。
正義感の強い新米弁護士。駿介と交際していたが、球界復帰を決意した彼とは婚約破棄となってしまう。駿介を亡くしたショックを忘れるために、仕事に没頭。駿介が魂を宿らせているファンド会社の社長、朝日奈を訴えている相手の弁護を担当している。プロ野球選手を目指すという朝日奈のスウィングを見て、駿介と全く同じことを知って動揺。朝日奈の態度もガラリと変わり、次第に彼に心ひかれていく。
自分の母親に朝日奈が生ませた子供だと主張する女子中学生。施設で育てられていたが、朝日奈に金をせびりにやってきた。大人をモノともしない口振りで、朝日奈に接する。初めは彼の金だけが目当てだったが、次第に父親として慕うようになっていく。
天国省の役人。死んでしまった人間を天国に案内する役目を務めている。ふだんは冷静沈着だが、時に人間味ある一面も。天国省のミスで死んでしまった駿介を救うべく、彼の魂を朝日奈の体に宿らせることを独断で決定。下界に戻った駿介を温かく見守っている。
朝日奈ファンドのアナリスト。駿介が乗り移っているとは知らず、朝日奈の変貌ぶりに驚いている。
朝日奈に雇われている家政婦。
韓流ドラマ好き。朝日奈に対しても遠慮することなく、何でもズバズバと言う。雛のことを可愛がっている。
現役時代の駿介が慕っていた巨人軍のトレーニングコーチ。
朝日奈に乗り移った駿介がプロ野球選手になりたいと言ってきて、初めは相手にしなかったが、テストをしてやることに。朝日奈の金を狙ってのことだったが、彼の中に駿介と重なる部分を見い出し、本気でコーチするようになる。
父親の法律事務所に勤める敏腕弁護士。後輩の颯乙に秘かにひかれていて、彼女を優しく見守っている。朝日奈を陥れようと、隠し子のことを週刊誌にリーク。そのことが颯乙にも知れてしまい、反発される。
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