ギネ 産婦人科の女たち
[第5話]
11/11放送

奈智(藤原紀香)の様子がおかしい。美和子(西田尚美)が死んでしまったことで、奈智の心は異常をきたしてしまった。

婦人科医長・榎原(中村橋之助)は、奈智を婦人科勤務に異動する。奈智は産科勤務を希望するが須佐見(國村隼)の命令だ。奈智の元で研修をしていた玉木(上地雄輔)は紀子(松下由樹)について学ぶことになる。


婦人科に異動した奈智は榎原の下で働き始めた。榎原は「客観的に自分を見つめられるようになるまで手術はさせない」と言う。

美和子の死からほどなく、桧口(板谷由夏)の元に慎一(八嶋智人)から通夜の知らせが入った。桧口からの報告を聞いた顧問弁護士の瀬川(内田有紀)は、医師や看護師に対して「不用意な発言や謝罪をしないよう」と指示する。一同が葬儀への参列を控えるなか、慎一の高校時代の同級生・桧口は“友人”として訪ねた。

美和子の葬儀が終わったある日、慎一の家を弁護士・岸本(半海一晃)が訪ねてきた。岸本は美和子の死について「病院の落ち度」をほのめかすような発言をした。そして日本での医療裁判の難しさを説明する。

弁護士・岸本の話を聞いた慎一は病院を訪ね、美和子の死因について説明を求めた。紀子と藤木(近藤芳正)が丁寧に説明をするが、岸本の話を聞いてしまった慎一は、その説明を信じられなくなっていた。

美和子の死から1カ月――。奈智は婦人科に勤務していた。しかし榎原からの許可が下りず、手術の執刀はさせてもらえない。自分の腕に自信のある奈智は執刀を強く志願した。

そんなある日、奈智は、末期の卵巣がんで入院した女子高生・三井さやか(永井杏)の担当になる。さやかの癌はすでに肝臓や肺に転移しており、榎原の見解では1年生きられないかもしれないという。さやかの母・郁子(明星真由美)は、娘への告知を拒絶した。

しかし、さやかを担当する奈智は、さやかへ告知したほうが良いと判断する。奈智は榎原に相談してさやかに告知をしようとするが…その前に榎原に止められる。

そんななか、衝撃的な出来事が聖修大学病院と奈智を襲った!週刊誌に「院内感染の疑いで母体死亡」という記事が掲載されたのだ!

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キャスト
柊奈智 / 藤原紀香(ふじわらのりか)
大学病院の産婦人科。
5年目の産科医である。
あるトラウマから患者を救うこと以外に興味がまったくない。
無口でほとんど笑わない。
玉木聡 / 上地雄輔(かみじゆうすけ)
大学病院勤務の新人産科医。
優秀だが生意気。
親の病院を継ぐことになっている。
桧垣涼子 / 板谷由夏(いたやゆか)
産科医。
研究が命。
奈智とは同僚である。
瀬川一代 / 内田有紀(うちだゆき)
病院顧問弁護士。
トラブルメーカーの奈智に対して反感を覚えている。
徳本美和子 / 西田尚美(にしだなおみ)
妊婦。
奈智の優しさに気づく。
奈智に信頼を寄せているが・・・。
徳本慎一 / 八嶋智人(やしまのりと)
美和子の夫。
子供は既に二人いる。
惣菜店の店主。
君島紀子 / 松下由樹(まつしたゆき)
産科医長。
既婚者。出産を諦め出世してきた人物。
榎原浩史 / 中村橋之助(なかむらはしのすけ)
婦人科医長。
変人だがクールでメス裁きは天下一品。
嶋えりな / 本仮屋ユイカ(もとかりやゆいか)
新人産科医で玉木と同期。
嶋病院長の一人娘。
泣き虫である。
藤木敦士 / 近藤芳正(こんどうよしまさ)
産科医、医局長。
よく愚痴を言う。出世は遅い方。
子煩悩である。
徳本優美 / 吉田里琴(よしだりこ)
美和子と慎一の娘。
須佐見誠二郎 / 國村隼(くにむらじゅん)
産科医、主任教授。
医局員を見守っている。
一代となにか関係があるとか・・・。
/ 篠田麻里子(しのだまりこ)


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