JIN-仁-
[第4話]
仁（大沢たかお）が無罪釈放されてから、時が流れた。05/08放送
坂本龍馬（内野聖陽）は、仲間と海運商社を発起する。“亀山社中”の誕生だ。その頃、龍馬は中岡慎太郎（市川亀治郎）と出会い、政治談議で意気投合する。2人は犬猿の仲である、長州と薩摩の和解を目指し奔走した。
そんなある日、南方仁（大沢たかお）を多紀玄琰（相島一之）が訪ねてくる。川越藩主の妻・恵姫（緒川たまき）の“こぶ”を治してほしいという依頼だった。仁は橘咲（綾瀬はるか）と一緒に恵姫の病を治すために川越へ向かう。その道中、宿場町の宿で、お初（畠山彩奈）という娘と出会った。仁はお初に宿命に似たものを感じる。
川越藩に着いた仁は、恵姫の治療を行おうとするが、恵姫に拒否されてしまう。その様子を見ていた咲が恵姫を説得することで、治療を受ける事が決まる。診察の結果、こぶは手術で切除すれば治ることがわかった。
ところが恵姫は重度の貧血の気があり、手術をすれば血が不足してしまう可能性が出てくる。しかしその問題は仁たちが考案した“輸血”の技術でクリアできそうだった。
幸い、恵姫の血液と咲の血液の型が一致することもわかった。しかしこれから誕生するであろう世継ぎの事を考えた恵姫は「できることならば輸血は親族の血を」と願う。はじめは拒絶反応を示した一族だったが、お家を思う恵姫の気持ちに感銘し、協力を申し出てくれた。
日を改めて、恵姫の手術が行われ、手術は成功した。
帰りの道中、往時で出会ったお初と再び会う。その際、仁はお初に折り紙で“紙飛行機”を作る方法を教える。ところがそのお初が“紙飛行機”で遊んでいる最中に大怪我を負ってしまった。仁と咲はお初を救うべく治療を行うのだが、途中で仁の体が消えてしまうのだった。
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第1話
東都大学付属病院脳外科医。
婚約者の未来が、自らの手術により植物状態に。
そんな時、江戸時代にタイムスリップしてしまう。
タイムスリップ先の江戸でも、人々の病気や怪我を救っていく。
「江戸の人を救うこと＝歴史を変えること」になってしまうため、悩む。
しかし懸命に生きようとする人々を見て、この時代で精一杯生きていく決心をするのだった。
植物状態の婚約者･未来（みき）を救うため、未来を変えようとするが･･･！？
江戸･吉原の｢鈴屋｣にいる最上級の花魁(おいらん)。
気が強くはっきりと物を言う性格。
大名のお姫様並みの教養を身につけている。
かなりの美貌の持ち主。
腕のいい医者を探しているようだ。
[未来：仁の恋人。見た目は野風に瓜二つ。優秀な小児外科医だった。
2年前に脳腫瘍が見つかり仁の手術を受けるが、後に植物状態になってしまった。]
恭太郎(小出恵介)の妹で、橘家の長女。
兄の命を救った仁を尊敬し、助手になることを志願。
仁に思いを寄せている･･･?
咲(綾瀬はるか)の兄。
父をコレラの大流行により亡くしている。
斬られそうになった仁を助けたが、その際自らが負傷。
仁の行った緊急手術によって命を救われる。師は勝海舟。
西洋医学所の若く優秀な医師。関西出身。
ひょんなきっかけで仁の手術に立ち会うことになった。
仁の医術･道具に驚き、必死に学ぶ。
仁とともに江戸の人々を救っていく。
西洋医学所の頭取で、最高峰の蘭方医。
医学の進歩に情熱を傾けている。
穏やかな人柄で、はるか年下の仁に教えを請う人格者。
幕府の軍艦奉行。
時代を超えた国際感覚を持っており、多くの人から慕われている。
門下生である京太郎や竜馬を通し仁の存在を知る。
仁の手助けをしようとする。
勝海舟を師と仰ぐ、土佐の脱藩浪人。豪快で女好き。
自分の道を模索していたその時仁に会い、影響を受ける。
交流を深める中で、互いにかけがえのない存在となっていく。
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