純と愛
[第7週]
愛(風間俊介)が2人の部屋の鍵を置いて飛び出して行方をくらましてから一か月が経った。11/19放送
純(夏菜)はホテルで仕事をしていた。今までとは違い、ホテルのルールを遵守し、大人しく業務にあたるようになっていた。そんな様子を見た水野(城田優)は「純らしくない」と心配する。水野の優しい気持ちと見守ってくれる姿勢に、純は心が揺れた。
ある日、愛からメールが届く。メールには那覇の住所が書かれており、そこを訪れるように書かれていた。
純は休日にメールに書かれた場所を訪ねると、そこには正(速水もこみち)の元恋人・マリヤ(高橋メアリージュン)が居た。なんとマリヤは正の赤ちゃんを宿していたのだ。
純は、正が未だマリヤの事を愛しているのに、自分の気持ちを偽って善行(武田鉄矢)の言いなりになって政略結婚をしようとしていることを知っていた。
純は善行(武田鉄矢)に激しく意見するが、まったく聞き耳を持たない。それどころか愛のことを中傷した。激怒した純だったが、理解者だと思っていた母・晴海(森下愛子)が純を叩いた。
宮古の美しい海を眺めて一人落ち込む純。そこに愛が寄り添った。純は愛の存在を改めて感じ、二度と離れない事を誓った。
正の結婚式。会場にマリヤが現れた。彼女の姿を見た正はマリヤと共に結婚式を飛び出してしまう。これで正の結婚は破談となり、激高した善行は純を勘当する。
その頃、愛も母・恵子(若村麻由美)と対峙していた。「病院には行かない、純と一緒にいれば辛くない」という愛の言葉に、恵子は愛を勘当する。
お互いに孤独になった2人は、2人で家族を作ろうと誓った。
純(夏菜)も愛(風間俊介)も両親から勘当されてしまった。天涯孤独になった2人は2人で家族を作ろうと誓い、婚姻届の提出を考える。しかし婚姻届に記載しなければならない2名の証人が思い当たらなかった。ようやく愛の妹・誠(岡本玲)が証人になってくれることとなったが、あと1名が見つからない。
そんな中、純が職場異動となる。今度の配属はブライダル部。純はコーディネーター・池内(飯島順子)の補佐を担当することになった。
初担当は父親に結婚を反対された新婦が強硬的に挙式をあげようとするカップルだった。純は新婦に「結婚は本当に好きな人とするものだ」と話すと、それを知った新婦の父が激怒。純は担当から外されてしまう。
じつは新郎は病気がちで結婚する自信がいまひとつ持てずにいたのだ。純と愛は、そんな2人を引き合わせると「結婚はお互いの不完全を愛で支えるもの」と説得した。純と愛の言葉に2人は結婚を決意し、新郎は新婦の父が結婚を許してくれるまでがんばると誓うのだった。
新郎の熱意に新婦の父は2人の結婚を許す。こうして2人の結婚式は幸せに満ちたものとなり、大成功となるのだった。
一方、純と愛の婚姻届の証人は未だ見つからずにいた。純は意を決して大先社長(舘ひろし)にお願いする。すると大先社長の計らいで、2人の結婚式をホテルで催してもらえることとなった。
結婚式当日、式場に2人の両親が列席していたのだ。他の家族も式に駆けつけ、純と愛は幸せを感じるのであった。
12/03
第9週
12/03
第10週
11/26
第8週
11/19
第7週
11/12
第6週
11/05
第5週
10/29
第4週
10/15
第3週
10/08
第2週
10/01
第1週
正義感が強く、他人が面倒くさがることにも首を突っ込むお節介で熱い女性。
祖父の代からの宮古島のホテル「かりゆし」を「人を笑顔に変える魔法の国」と思い憧れていた。
大学卒業後、実家を手伝いたいと父に申し出るが拒否され大喧嘩に。
「なら、でっかいホテルの社長になって見返してやる!」と大阪のホテルに就職する。
他人と関わらずに生きる男。著名な弁護士・待田勝也の息子。
知力や身体能力に恵まれるが、病弱だった双子の弟の純を自分の身代わりに死なせたと思い込んでいる。
人の顔を見るとその人の本性が見えるようになってしまい、家族をも拒絶してしまう。
家を飛び出し、就職もせず、弟の夢だった沖縄巡りの旅を続けている変わり者。
裏表の無い純に偶然出会い、純のために生きていこうと決意する。
純の兄。狩野家の長男。
福岡の大学を卒業し那覇で就職したが、女性問題を起こしたあげく宮古島に逃げ帰り家業を手伝う。
サザンアイランドの次期社長と言われているが、仕事に身が入らない。
コンピュータには強く、ホテルのウェブサイトや顧客情報の管理をしている。
営業だといいながら度々本土に出かけ、女性と会っているらしい。
純の父。
大阪でサラリーマンをしていたが失敗し、妻の実家が経営する宮古島のホテルに家族で転がり込んだ。
プライドが高く、宮古島の生活や人々に未だ心を開けずにいる。
ホテルの2代目社長だが、経営を悪化させている。
言葉に出さないが、今でも一目惚れした妻にぞっこん。
純の母。両親の反対を押し切り善行と結婚した。
善行が実家のホテルを継いでくれたことに感謝しているため、経営には口を出さないようにしている。
宮古島の海のように美しくおおらかな女性。
愛の妹で、法学部に通う20歳の大学生。
愛が家を出てしまってからは、母に弁護士となる期待を一身に受けている。
しかし正直なところ乗り気ではない。
兄の純が亡くなってから急に他人の匂いが気になり出し、常にマスクをしている。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011