メイちゃんの執事
[第7話]
02/24放送

メイの行方がわからない理人は、リカ(大政絢)や泉(岩佐真悠子)、クラスの仲間やその執事の協力を得て、メイを探す。
多美の執事・神田(阿部進之介)は多美もいないことに気づく。凛(忽那汐里)の執事・四谷(丸山智己)は、メイに危機が迫っていることを感じていた。彼は霊能力を持っている…。

一方、メイと剣人は覆面をした男たちに取り囲まれていた。逃げるように館の2階へと走り込む。男に殴られて気絶してしまう剣人。メイも男に殴られる…。

気がつくと、メイは自分の部屋に戻っている。そばには理人(水嶋ヒロ)がいた。部屋を飛び出すと剣人の元へ走るメイ。するとそこには、忍(向井理)に処置をしてもらっている剣人の姿が…。
剣人の治療が終わると、忍はメイに、「大事に至らなくてよかったですね、メイ様。今回は…」と言って去った…。

メイは泉たちに「学園を辞める」と告白する…。

剣人は、メイをこのまま辞めさせてしまうのか、と理人に詰め寄った。すると理人は、メイと剣人を助けたのは自分ではない、と言い出す。執事としてメイを守れなかった理人は、自分自身を責めていた。

メイは学園長・ローズ(堀内敬子)に退学届けを提出する…。

その頃、剣人は神田から、多美の過去について話を聞いていた。多美と神田はある施設の出身で、多美はお嬢様ではないというのだ。施設が取り壊された際、多美と神田は離れ離れになったが、その時、多美はルチアに声をかけられたのだという。それ以来、多美はルチアのしもべとなり、聖ルチア女学園で陰寮に入学してくるお嬢様を監視しているのだという。

神田は、それに気づきながら、多美の幸せを守るため黙認していた。そのとき、メイが現れた。神田は「メイなら多美を変えられるかもしれない」と密かに期待していたという…。

一方、泉たちはメイを学園に引き止める方法を必死で考えていた。プレゼントを用意したり、楽しいことを言って笑わせようとしたり、メイのために手打ちうどんを作ってみたり…。「ずっとそばにいてくれてありがとう」とお礼を言って、辞めるなんて言わないでほしい!」その言葉に、メイは微笑む…。

メイとクラスメイトたちの姿を見ていたローズと桜庭。メイが自室に帰ろうとすると、桜庭は、メイから預かった退学届けをその場でやぶろうとした。しかし、メイは「ずっとそばにいてくれてありがとう」とお礼を去って行った。

それを知った剣人は、理人に掴みかかると、「二度とメイに関わるな」と強い口調で言った。

そのころ、ローズはルチアの部屋に来ていた。「抜け殻になってしまった理人を手元に置いて満足なの?」と話しかけるローズに、ルチアは「婚約者を奪われたあなたは幸せだったのか」と言葉を返す。そして、「本当に手に入れたいなら、抜け殻でも構いません」と言い切った。

翌日の朝、メイは幼い頃から育った街の海岸にいた。砂浜に座ると、海を眺めて理人のことを思い出していた。メイの頬を涙が流れる…。
そこに剣人がやってきた。剣人はメイのそばにいるために執事を辞めるという。

「執事じゃねぇけど…お前のそばにいる。お前が泣いている間も、泣き止んだ後も。俺は、ずっとそばにいるから…」。剣人はそっとメイを抱きしめた。


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キャスト
柴田理人 / 水嶋ヒロ(みずしまひろ)
生徒1人1人にイケメン執事がつく超お嬢様学校『聖ルチア女学園』で執事としては最高のSランクに属するエリート執事。
どんなことが起こっても常に冷静に行動するクールな性格。
そんな彼が今回東雲メイの執事に就くことになり、どんなことがあってもメイ様をお守りすると約束した。
東雲メイも次第に理人に心を開いていく…かもしれない。
東雲メイ / 榮倉奈々(えいくらなな)
どんな時でも色気より食気を優先する明るくて元気な女の子。
亡くなった自分の父親が本郷グループの直系の相続者であったことが判明し、
いつもの学校から聖ルチア女学園に転校することとなった。
今まで一般市民として暮らしてきただけにこの聖ルチアでの生活は全く未知の世界。
果たしてメイは理人執事のもと、立派なレディーになることはできるのか。

柴田剣人 / 佐藤健(さとうたける)
東雲メイとは幼馴染みで明るく人気者のメイを影ながら支えてきた男。
この男、実は柴田理人とは兄弟関係にあり、実は剣人も執事になる研修を幼い頃に受けていた。
しかし、窮屈な生活に嫌気がさした剣人は逃亡。
普通の男の子としての道を選んだ。
そんなある日、メイが聖ルチアに転校することを知った剣人はメイと離れたくないと再び自分も執事になろうと聖ルチアに殴りこみをかけたのであった。
本郷詩織 / 山田優(やまだゆう)
聖ルチア女学園の中で頂点に君臨する女。
彼女がこの位置に上り詰めたきっかけは、本郷家の後継ぎとして養女になったから。
メイやみんなの前では優しくいい顔をしているが、実はメイに強い嫉妬心を抱いている。
忍 / 向井理(むかいおさむ)
ルチア様に仕える執事兼主治医の男。
彼が普段学園で何をしているかは誰も知らない。
しかし、どうやら東雲メイのことが気にくわないらしく、影でメイに嫌がらせをしている。
もちろんその嫌がらせは、メイの執事である理人にまで及んでいる。
竜恩寺泉 / 岩佐真悠子(いわさまゆこ)
聖ルチア女学園・太陽ランクの生徒で学年委員長も務めている。
何があっても動じないクールな性格で成績は常に優秀。もちろんその外見も美女の一言。
超名門である旧華族・竜恩寺家の次期当主である。
しかし意地っ張りな性格から他の太陽ランク3年生からは目を付けられている。
華山リカ / 大政絢(おおまさあや)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒。メイとは同級生にあたる。
気が強く負けず嫌いな彼女は、Sランク執事の理人を取られたことに腹を立て、真っ先にメイへのいじめを始めた。
超一流の女学園にメイのような一般庶民がいることが耐えられないようだ。
そんな彼女も一度仲間と認めた人に対しては深く思いやることのできる、言ってみれば天性のツンデレの才能を持った女なのである。
夏目不二子 / 中別府葵(なかべっぷあおい)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒でメイとは同級生。
彼女の父親は裏社会を取りまとめるボスでどこからともなくお金が舞い込んでくるといったところ。
女としての色気を大切にしている彼女の周りには、大人な香りが漂っている。
自分の執事である根津のことを「根津ちん」と呼び、周囲の目を気にせずイチャついている。
誰もが2人のことを大人な関係でみるが、実はおでこにチューしかしたことのないおませさんである。
天羽凛 / 忽那汐里(くつなしおり)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
代々続く大寺院の娘で、オカルトやスピリチュアルが大好き。
しかしそんな自分には全く霊感がないため、強い霊感の持ち主である彼女の執事・四谷を使っていろんな人の霊を見ている。
彼女の趣味は他のお嬢様たちを霊の話で振るいあがらせること。
明るい性格ではあるが、かなり変わった天然娘。
麻々原みるく / 吉田里琴(よしだりこ)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
どう見ても周りの女の子と年齢が違う彼女は、幼くして飛び級で入学してきた天才児。
そんな彼女のIQは200以上と言われている。
しかし、頭は良くてもやっぱり幼い女の子。
性格や言動などには可愛らしさが残り、なにかとトラブルを生み出すのが得意。
山田多美 / 谷村美月(たにむらみつき)
聖ルチア女学園・陰ランクの生徒でメイとは同級生。
唯一新人のメイと同じランクの為、学校外ではメイと同じ寮で生活するお嬢様。
彼女が他の生徒と同じランクに入れないのは見た目も行動もすべてにおいて“お嬢様らしくない”から。
小学生のようなニット帽をかぶり人形を大事に抱え、寮ではメイの部屋に勝手に入ったりと、もうひっちゃかめっちゃか。
どこかのお嬢様であることは間違いないらしいのだが、その家柄を知っている人は誰もいない。
実はこの多美、重大な任務を任された女の子らしく…。
木場 / 夕輝壽太(ゆうきじゅった)
泉に仕える総合ランクCの頼りない執事。
笑顔は素敵なのだが、何をするにもドジでさまざまなトラブルを引き起こしてしまう。
それでも何事にも一生懸命な性格は周りから評価されている。
そんな木場を誰よりも信頼している泉は、木場に立派な執事になってもらおうという優しさからあえて木場を厳しく指導している。
もちろん木場も泉の気持ちに応えようと頑張っている。
青山 / 真山明大(まやまあきひろ)
リカに仕える総合ランクAの優秀な執事でもちろんイケメン。
史上最年少で執事学校を卒業した青山は、自分の上に君臨するSランク執事の理人に強いライバル心を燃やしている。
執事は飼い主に似ると言われるように、青山もリカと同じで、口が悪く気が強い。
気持ちを伝えたことはないが、実はリカに恋心を抱いているとかいないとか。
根津 / 姜暢雄(きょうのぶお)
不二子に仕えている総合ランクBの執事。
セクシーな色気を持つ大人の根津は執事でありながら不二子を呼び捨てにするなど、他の執事にはないタイプ。
不二子自身もこの関係を気に入っているようで、所構わず二人だけの世界に入ってしまう。
学園の一部からは「風紀に悪い二人」との評判も上がっている。
四谷 / 丸山智己(まるやまともみ)
凛に仕える総合ランクBの執事で、有り得ないほどの強い霊感を持っている。
オカルト・スピリチュアル好きの凛に気に入られたことが執事になれた理由。
その為、執事としての能力が優れているかどうかは今も謎。
ものすごい目力があり、周りのみんなからはなぜか恐れられている。
大門 / 鈴木亮平(すずきりょうへい)
みるくに仕える総合ランクBの執事。
優秀な元自衛隊員だったが、その笑顔と優しさが子供に好かれるという理由からなんとなくみるくの執事となった男。
執事としての能力にはやや疑問があるが、気が優しいけど力持ちのタイプの為、みんなからは重宝されている。
みるくの父親代わりのような存在で、みるくをどこかに連れて行く時は必ず肩の上にみるくを乗せて移動する。
神田 / 阿部進之介(あべしんのすけ )
多美に仕える総合ランクBの執事。
彼の性格を一言で言えば超無口なメガネ男。
たまにボソッとしゃべる程度で、全くしゃべらず多美の執事として任務を遂行している。
多美と同じくこの男が執事になった経歴も謎のまま。
ミステリアスなコンビである。

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