モップガール
[第7話]
11/24放送

桃子(北川景子)は、名門の有望台高校の人気者「トリプルスター」と遭遇する。彼らが登場すると女子高生たちは大騒ぎだ。
歓声が上がるなか、亜衣(尾高杏奈)が友達とつるんで現れ、「トリプルスター」で一番人気のヒカル(山口翔悟)とイチャイチャ。亜衣はヒカルとつきあっているのだ。
一緒に撮ったプリクラを自慢するなどラブラブをアピールする。そんな2人に女子高生たちは大騒ぎする。
そこへ有望台高校の保健教師・沖須美子(猫背椿)が来ることで騒ぎは収束するが…。

その夜、亜衣が金属バットで撲殺されるのだ。

第一容疑者に有望台高校の教師・小泉((村杉蝉之介)が浮かび上がる。彼は化学を担当する教師なのだが、理科室で逢引する生徒を盗撮するためにカメラを仕掛けていたことを亜衣に表ざたにすると言われていたらしいのだ。
それで小泉は逆上、亜衣を殴り殺した、と、いうのが理由だと、警察は睨んでいた。

桃子が亜衣の持っていたヒカルと写したプリクラに触れると、激しい頭痛と耳鳴りに襲われ、犯行時の朝まで時間を戻ってしまう。

桃子はいつものように将太郎(谷原章介)を丸め込んで、何とか学校見学に来た親子を演じて有望台高校へ潜入するのだった。

桃子と将太郎がいろいろと探りまわっていると、小泉が亜衣たちから盗撮をネタに恐喝されている現場や亜衣がヒカルとつきあう前に交際をしていた「トリプルスター」のレン(中江大樹)とジュン(窪田正孝)が、亜衣のことを金属バットで殴るでもしないと気が済まない、と、会話しているところを見る。

また、亜衣がヒカルに妊娠を打ち明けて、結婚を迫っているところを目撃。
「あのことも誰にもいわないから」と、ヒカルを脅すような言葉を残して去っていったあと、「死ね!!」とはき捨てるヒカル…。
なんと、小泉だけでなくジュン、レン、ヒカルも亜衣に殺意を抱いていたのだ。あまりの展開に桃子と将太郎は困惑する。

そんなとき、桃子たちは小泉に書かれた匿名の手紙を見つける。
なんと「亜衣を殺せば100万あげる」と書いてあったのだ。

桃子と将太郎には差出人がわからなかったが、ひょんなことで、桃子はヒカルのカバンに大量の現金が入っているのを見つける。
それを見た桃子と将太郎はヒカルが怪しいと考え、ヒカルを将太郎が、桃子が亜衣を尾行し始める。

そんなとき、桃子の前に小泉が現れる。桃子は小泉に「亜衣を襲わないでほしい」と訴えると、小泉は、盗撮は濡れ衣であり、恐喝はされていたが亜衣を殺すことは考えていないと桃子に話す。
それならば犯人は一帯だれなのだろう…桃子はますます混乱する。

事件が起きた時間が近づき、桃子は事件現場へ向かうと、まさに亜衣が金属バットで殴られそうなところだった。
桃子は亜衣を助けようと犯人を突き飛ばした。
その表紙で犯人が落としたブローチ見た桃子は、犯人が須美子であると気づく。
須美子は邪魔をした桃子も殺そうとするが、間一髪のところで将太郎と横内警部補(マギー)が駆けつけ、桃子は助かるのだった。

須美子はヒカルが好きで好意を寄せていたのだ。それに気づいた亜衣は「妊娠」を武器に須美子をけん制し、いい年をして独身だった須美子を罵った。
ヒカルをしばりつけるために妊娠を利用する亜衣を須美子は許せなかったのだ。
須美子の叫びを無視してヒカルを連れて立ち去ろうとする亜衣。そのとき、ヒカルは亜衣を突き放す――。

ヒカルは、自分が過去に犯した万引き事件と妊娠の架空話で亜衣から逃げられなかった、と、告白する。実はヒカルも須美子が好きだったのだ。

須美子は悩みながらも、ヒカルの将来を考え、彼の想いは受け入れずにパトカーに乗り込み、連行されていくのだった。

次の日、桃子は、この奇妙な経験の原因になっていると思われる13年前の事故現場に花を手向けに出かけていた。手を合せる桃子…。

一方、ちょうど同じころ、将太郎も花を手向けて手を合せていた。それは将太郎の恋人・葉月涼子(堀まゆみ)の墓前。今日は彼女の命日だったのだ…。

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キャスト
長谷川桃子(はせがわももこ) / 北川景子(きたがわけいこ)
天然系で聞き間違いや言い間違いは日常茶飯事。勝手な思い込みで行動してしまうので、誰かに迷惑をかけることもしばしば…。でも、見た目はナイス・スタイルの美女だから実に惜しい!

本当の目標はウェディングプランナーだった。だから総合商社「エンジェル・ライフコミュニケーションズ」に就職したが、持ち前のおっちょこちょいぶりで、あっという間に関連会社の葬儀社「リトル・エンジェルズ」へと左遷されてしまう。

そんなぶきっちょな桃子だが、本当は大病院「長谷川ウィリアムズ記念総合病院」院長の娘なのだ。

ある時、死者の遺品意触ると時空を超えて過去に戻る、タイムスリーブする能力に目覚める。そして、不幸にも死んでしまった彼らの命を救うために自らの使命を感じる(!?)ようになる。

大の筋肉フェチで、自らもトレーニングに励むが、結果は今ひとつだ…。桃子の上司である大友課長との毒舌の混じるかけあいは絶妙だ!
大友将太郎(おおともしょうたろう) / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
葬儀会社「リトル・エンジェルズ」特殊清掃課の課長。イケメンで頭脳明晰なのに残念!すごい毒舌家。カッコイイけど運動が大の苦手なところもイマイチ…。

外国人女性限定の女好き(!?)という変わった好みの持ち主で、桃子(北川景子)に対する毒舌は見ものだ。しょっちゅう対立つしているわりには、桃子には欠かせない協力者となっていく…。

正確は相当歪んでいる気がするが…やっぱりハンサムで目が離せない。
若山朗(わかやまあきら) / 高岡蒼佑(たかおかそうすけ)
葬儀会社「リトル・エンジェルズ」の頼れる社員。営業担当。

とにかくハートが熱いぞ!!体育系のテンションの高さは時として周囲をドン引きさせることも。

スポーツマンにありがちなせっかちで単純な正確。野生の感か(!?)直観に優れていて、他人の嘘は素早く見抜く能力の持ち主だ。

今はまっとうな社会人だが、昔はバリバリの元暴走族・特攻隊長!!
大河内日奈(おおこうちひな) / 浅見れいな(あさみれいな)
桃子(北川景子)の高校時代から腐れ縁が続く(!?)友人。

超忙しい週刊誌の編集部で正社員を目指し、ただ今バイトで検討中!

明るくて誰とでもコミュニケーションがとれる社交家。派手なファッションから遊び人に見られることも…。

桃子のよき理解者でお姉さん的存在だ。
横内淳(よこうちあつし) / マギー(まぎー)
池ノ浦署の警部補。白い扇子をいつも持っている。葬儀社「リトル・エンジェルズ」と馴染みの関係にある。上には弱いが下には威張る性格がなんとも…。
中村環(なかむらたまき) / 渡辺夏菜(わたなべなつな)
葬儀社「リトル・エンジェルズ」社長・東(佐藤二朗)の姪っ子。高校生。

「リトル・エンジェルズ」にバイトに来ている。

どこをどう間違えたら東の姪(!?)なのか、顔も性格もスタイルもまったく似ていない。将太郎(谷原章介)もビビる毒舌を吐くこともある、ある意味スゴイ少女だ。
謎の女性 / 堀まゆみ(ほりまゆみ)
12年前、交通事故で桃子(北川景子)を救助するも、自らが助けて亡くなってしまう。

桃子に謎の言葉を残して死んでしまった謎の女性だ。
片岡未樹(かたおかみき) / 池津祥子(いけづしょうこ)
葬儀社「リトル・エンジェルズ」の社員で経理担当。めったに笑わない、まさに"経理のオバちゃん"という言葉がピッタリの地味女。

でも、その気になれば、ものすごい美人に変身する。「女って怖いねえ…」彼女を見ていると、本当にそんな気になってくる。

人生の酸いも甘いも知り尽くした魔性の女タイプだ。

東重男(あずましげお) / 佐藤二朗(さとうじろう)
葬儀社「リトル・エンジェルズ」の社長。

正義感のある人物だが、長いものには巻かれる。明るくて押も強いところは、さすが社長だ。どうみても仕事をしていない(!?)が、どこか憎めないお得なタイプ。
長谷川隆冶(はせがわりゅうじ) / 本田博太郎(ほんだひろたろう)
桃子(北川景子)の父。大病院「長谷川ウィリアムズ記念総合病院」の院長。かっこいい伯父様タイプ。医療の腕も確かだ。

「ウェディング・プランナーになる!」といって、家を出てしまった桃子をとても心配している。

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