イノセントラブあらすじ

イノセント・ラヴ

【イノセントラブあらすじ】

今から7年前。

燃えさかる我が家を寂しそうに見つめる一人の女の子がいた…。
彼女の名前は“秋山佳音”。
13歳の女の子には今自分が見つめる光景が何を意味しているのか、理解することはできなかった。

この事件で彼女の両親は殺害され、幼少時代を過ごした大切な思い出と共に家も放火により焼け落ちた。
彼女には兄がいたものの、その兄もこの事件の容疑者として逮捕されてしまった。

これが彼女の心の中に“孤独感”が生まれた瞬間である。

それから数年…。
辛い過去を持つ彼女も20歳になった。しかし世の中は彼女を受け入れない。
地元の周りにいる誰もが彼女のことを“殺人犯の妹”扱いをし、アルバイトをすることさえ困難だった。

未だ解決しないあの事件。兄も釈放されないこの状況。このままでは生活できないと考えた佳音は、事件のことを知らない環境を求めて上京を決意をした。

そして上京した彼女。周りの温かい反応に喜びを覚える中、彼女はある男と運命的な出会いを果たす。
この男は彼女の凍りついた過去を溶かすことができるのか。

佳音の中で本当の恋が生まれた…。