SUMMER NUDE：あらすじ

SUMMER NUDE

【SUMMER NUDE：あらすじ】

三厨朝日(山下智久)はカメラマンとして海辺の町の小さな写真館で働いている。かつてはプロの写真家として有名になることを夢見ていたが、今では地元の結婚式や学校行事に呼ばれるだけのしがないカメラマンである。

ある日、そんな朝日の前に東京で人気イタリアンレストランの店長を務める料理人・千代原夏希(香里奈)が現れる。朝日はたまたま夏希が彼氏に逃げられる瞬間を目の当たりにし、しかもよりによってその決定的瞬間を見事に写真に収めてしまう。2人の出会いは最悪に不幸な事故のような出来事から始まったのだ。

そして、失意の夏希がこの夏を過ごすことになるのが、朝日の暮らす海辺の町。プロの料理人として働いてきた経歴を生かして、朝日の先輩が経営する海の家を切り盛りすることに。

一方、朝日とは高校からの腐れ縁で、お互いに一切の遠慮がなく、普段は何でも言い合える最も近い存在なのが谷山波奈江(戸田恵梨香)。近過ぎるがゆえ、ずっと朝日に恋心を抱いていても、朝日に全く相手にしてもらえない。朝日の心の中には去っていった元恋人・香澄がずっと住み続けており、3年たった今でも彼女を待ち続けている…。そのことを分かっていながら朝日のことをいちずに思い続ける波奈江。生意気な言葉や態度とは裏腹に一番近くにいる相手に対して永遠に叶うはずのない片思いを抱きつづけるのだった。

この夏、3人が織りなす切なくもキラキラとした恋の三角関係の行方に目が離せない。