荒木宏文主演映画「夏休みのような1ヶ月」完成披露試写会ﾚﾎﾟｰﾄ!!

(10/14)

10/12四谷区民ﾎｰﾙにおいて､荒木宏文主演の映画｢夏休みのような1ヶ月｣の完成披露試写会が行われた｡2階席まである会場は満席､客層は20代～40代くだいの女性が多かっただろうか､彼女に連れて来られたであろう男性の姿もﾁﾗﾎﾗと見かけた｡
来場者全員に配られたﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄは､荒木宏文と山崎育三郎(準主演)の複製ｻｲﾝの入った生写真と､ｵﾘｼﾞﾅﾙあぶらとり紙｡予定より15分遅れでｽﾀｰﾄした試写会は､まずは荒木､山崎､そして監督の河野浩司によるﾄｰｸｼｮｰから始まった｡司会者から役作りについて尋ねられると荒木は､｢役作りはしてない｡素の自分のまんま｣と話し､監督も｢演技は2人に任せていたので盗撮のような感じで撮った｣とそれに同意した｡また監督は､｢荒木くんは"荒木くん"って呼んでいたけど､山崎くんのことはなぜか"山崎さん"って呼んでたなぁ｣と､山崎が年齢の割に落ち着いてしっかりした青年であることを明かした｡
ﾄｰｸ終了後は完成したばかりの映画本編の上映｡荒木も｢映像がとっても綺麗です｡東京にもこんなところがあったんだ､と思った｣と話していたように､美しい映像と二人の青年の自然な演技が印象的だった｡また､今流行りのﾎﾞｰｲｽﾞﾗﾌﾞの要素は殆どないが､少しﾄﾞｷｯと思わせられる場面もあり､荒木が中性的な魅力を放っていた｡山崎は映画初出演でありながら､秘密を隠し持った青年役を見事の演じきり､感動を誘った｡

｢夏休みのような1ヶ月｣は11/29より渋谷ｼｱﾀｰTSUTAYAでﾚｲﾄｼｮｰ｡初日には舞台挨拶も予定されているらしいので､ﾌｧﾝは要ﾁｪｯｸだ｡