携帯電話の端末価格､7割の人が｢高すぎる!｣｡携帯電話に関する意識調査にて

(12/03)

インターネットコム株式会社と株式会社マーシュが､｢携帯電話の料金･価格に関する調査｣を行い､携帯電話にかかるお金についての意識調査を行なった｡

昨今は料金プランに関しては非常に低額なプランも登場している一方､端末価格は値上がりするばかり｡
数年前と比べると､2～3倍に跳ね上がっている｡

調査対象となったのは､全国の10代～60歳以上のインターネットユーザー300人｡
男女比は男性50.0％､女性50.0％､年齢別は､10代2.7％､20代17.3％､30代20.0％､40代20.0％､50代20.0％､60歳以上20.0％｡

回答者のうち携帯電話を所有している人は281人｡この281人に以下の質問を行った｡

まずは､｢現在販売されている携帯電話の価格をどう感じますか?｣｡

結果､｢高すぎる｣が68.7%(193人)､と約7割に及び､｢少し高い｣(22.8%)まで含めると実に91.5%もの人が現在の端末価格を"高い"と感じていることになる｡

｢適正価格である｣は僅か3.9%(11人)で､｢安い｣と回答した人は0人だった｡

今年5月の調査では｢高すぎる｣と回答した人が62.5%だったため､携帯電話の端末価格を高すぎると感じる人は増加傾向にあるといえる｡

次に｢現在の携帯電話の月額固定料金に満足していますか?｣と質問｡

｢とても満足｣こそ3.2%(9人)だったが､｢不満はない｣は31.3%(88人)と端末価格に比べると不満の声は少ない｡

最後に､｢携帯電話にかかるお金で最も安くなってほしいものを選んでください｣と質問｡

最も意見が多かったのが､｢携帯電話本体の価格｣で､31.7%(89人)と3割強を占め､次いで｢月額固定料金｣が20.3%(57人)と､やはり端末価格に不満を持っている人が多いことが分かる｡

機能が充実する一方､端末価格も比例して上がっている携帯電話｡
値上げはまだまだ続きそうである｡

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