若者に自動車が売れない!! 「クルマに金をかける男はダサい」という意見も!

(12/09)
リーマンショックから続く未曾有の不景気で、大手自動車メーカーは次々とF1レースから撤退していくなど大打撃を受けているが、それに追い討ちをかけるように今若者の車への関心が薄れているという。

自動車メーカーで販売戦略に携わると人物が、ある研究会で理由を以下のように説明していた。

・所得の減少
・公共交通の充実する都市部への人口集中
・未婚率の上昇

上記3点に加え、価値観の変化も大きな原因となっているとその人物は語る。

市場調査によると、ある女子大学生は、
「デートにクルマはいらない」「クルマに金をかける男はダサい」と自動車を毛嫌いしており、別の男子大学生は、
「友人を乗せて事故などの責任を負うのが嫌」「税金や駐車場などにいくらかかるか分からないのが不安」と金銭面での不平不満を述べていたそうだ。

このような厳しい意見に、自動車業界の人物たちは大きな衝撃を受けた。

一昔前は、借金をしてでも車を手に入れ、仲間や恋人を乗せ走り出す、映画のような青春像への憧れは、今の若者は抱いていない。

また、マーケティングを研究する松田久一によると、今の若者は3K商品(車・家電・海外)に関心が薄くなっているという。

とはいえ、全く消費がないかといえば、そうではない。
ファッション、ゲーム、情報機器、家具、外食への関心は高い。
これらについては、買う時期を待てば値段が下がるものが多い、と松田氏は分析している。

3K商品はいずれも高額なものが多く、若者が気軽に手を出せる商品とは言い難い。
様々な娯楽が世に氾濫している中、若者は各々の感性で娯楽を得ており、視線を変えさせるのは容易では無さそうだ。
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