★「アンジェリーナ・ジョリーは勇敢じゃない」乳房摘出手術に米歌手が反論!!(2013/06/21)

がん抑制遺伝子のひとつに変異が見つかり、乳がんリスクの予防措置で乳房摘出手術を受けたアンジェリーナ・ジョリー。これに対する世間の反響は大きく、多くが「勇敢な判断」だという声。しかしそれに対して、グラミー賞受賞経験もある米歌手メリッサ・エスリッジが反論している。

かつて乳がんを克服したことのあるメリッサ。彼女はWashington Blade紙のインタビューで、「私が伝えなければいけないのは、世間とは違った反応を持ったということ。私もがん抑制遺伝子に変異が見つかったことがあるの。その私に言わせると、アンジーの判断は決して勇敢と呼べるものではない。むしろ彼女の取った選択は、最も恐ろしいもの」とコメント。

こう言い放つ理由をメリッサは、「私の考えでは、がんはストレスなどを原因に、自分の体内の環境から生まれるの。世の中にはたくさんの人が遺伝子の変異と付き合っているわ。でも全部が全部がんになる訳じゃない。だからみんなには、もし変異が見つかったと医師に言われても、まずは乳房摘出のような過激なことは選択肢に入れないで。きっと他の方法があるはずだから」と語った。

また、「私はもう9年もがんと無縁よ。昔を思い返してみると、なぜ自分ががんになったのかはっきり理解できる」としたメリッサ。

今回のアンジーの告白には、タレントの山田邦子もラジオ番組で、「おっぱいは、なかなか失いませんよ」と焦らず治療を受けることの大切さを伝えている。

近く卵巣摘出手術も行う予定だというアンジー。果たして摘出は最後の手段なのか、医師ときちんと話し合う必要がありそう。もしかしたら、仕事を抑えるなどして防げる場合もあるのかもしれない。

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