「ハリー･ポッターと謎のプリンス」大ヒットの裏で苦しむ元ドラコ・マルフォイの部下…

★「ハリー･ポッターと謎のプリンス」大ヒットの裏で苦しむ元ドラコ・マルフォイの部下…(2009/07/24)

大人気「ハリー・ポッター」シリーズにビンセント・クラッブ役で出演していたジェームズ・ウェイレット。彼は今年4月に友人と共に大麻を違法に栽培したとして逮捕、起訴された。そしてその判決が21日、ついに言い渡された。
　シリーズの中では、ハリーのライバル役ドラコ・マルフォイの子分を演じているジェームズは友人が所有する車の中から大麻を発見されて逮捕。また彼の母親の家からは大麻草が栽培されているのが発見された。先週行われた審理で大麻栽培の罪を認めた彼に対して裁判所の判事は「大麻の栽培は小規模で商業目的ではなかったものの、高度な手法で栽培していた」ことを問題に挙げた。一方で「早い段階で罪を認めて捜査に協力的だった」ことを評価し、彼を“善良な人間”だとした。そんな彼に言い渡された判決は120時間の無償の奉仕活動。ちなみに一緒に逮捕された彼の友人は、少年院での禁固6週と罰金500万ポンド(約7万5000円)の判決が言い渡された。
　ところで、今月15日に公開された映画「ハリー･ポッターと謎のプリンス」の興行収入は、初日のみで5820万ドル(58億2000万円)を記録。公開後5日間の総合では1億5800万ドル(158億円)を突破し、5日間のトータルにおいて前作「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」の記録1億3950万ドル(139億7000万円)を抜いた。本作品はどこまで数字を伸ばすことができるのだろうか。