★パリス・ヒルトン、検察との司法取引に応じ1年の執行猶予がほぼ確定(2010/09/20)

コカイン所持で現行犯逮捕されたパリス・ヒルトンが、1年の執行猶予を与えることを条件とした検察当局との司法取引に応じたそうだ。

 先月27日、ネバダ州ラスベガスで恋人とともにコカイン所持で現行犯逮捕されたパリス。彼女は逮捕の際に「ただのガムだと思ってた」、「(コカインの入っていたバッグを指して)実はこれ友だちのなの」などと嘘をついたことから公務執行妨害の罪にも問われている。

 米Las Vegas Review-Journal紙によると、ネバダ州の地方検事は「パリスは検察当局との司法取引に応じて薬物所持と公務執行妨害の罪を認めた」と話している。これにより彼女には1年の執行猶予付き禁固刑が与えられるほか、200時間の社会奉仕活動2000ドル(約17万円)の罰金が科せられる見通しとなった。しかし検事は「しばらく彼女を保護観察下に置くことになるが、もし違反を犯せば即拘置所行きとなる」という点ついても強調した。

 パリスと言えば2006年に飲酒運転で逮捕され、その保護観察期間中に違反を犯し23日間の刑務所生活を経験した過去がある。今は執行猶予に一安心といったところだろうが、最大の山場はこれから訪れるということを忘れていないか心配だ。

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