2012ワーストナイン発表! 各ポジションの給料泥棒は誰だ!
金本、城島、小久保と大物選手の引退が相次いだ今シーズン。
中でも、城島が引退会見で語った、
「今の状態では給料はもらえない」
という台詞は、多くの大物選手にとって他人事ではないはずだ。

『アサ芸プラス』では、城島の台詞に当てはまる選手、つまり高年俸をもらいながら期待に応えられなった"給料泥棒"をポジション別に選出。
ベストナインならぬ、ワーストナインを発表している。

まず、先発投手のワーストナインを見ていこう。
セではヤクルト・石川、パではオリックス・金子が選ばれた。
年俸1億6000万円の金子は右肘痛などでわずか4勝に終わり、1勝あたり4000万円。
連続2ケタ勝利は4年でストップし、チームもエースの不調で最下位に沈んだ。

救援投手部門では、ソフトバンク・馬原が1軍登板なしに終わり、年俸1億8000万円の無駄遣い。
セでも年俸3億6000万円のヤクルト・林昌勇がわずか9試合の登板に終わり、今季限りでの退団が有力視されている。

野手で期待を裏切った選手といえば巨人・小笠原だろう。
今季は年俸4億3000万円をもらいながら34試合の出場に終わり、打率.152、0本塁打、4打点と低迷。1安打あたりの金額は3071万円となった。

パでは楽天・岩村が1安打あたり1071万円と"不良債権化"。
2011年にメジャーから日本球界に復帰したものの、楽天での2年間の成績は103試合の出場で、打率.190、1本塁打、14打点。
今季は8月に2軍へ降格してから1軍復帰を果たすことができず、10月7日に戦力外通告を受けた。

プロ野球はあくまで実力の世界。
結果が残せなければ批判も受けるし、年俸も下がる。
野球評論家・江本孟紀氏は、
「年俸というのは、これまでの実績を含めた数字です。
年俸2億円の選手は、そのうち1億5000万円が実績分。残りの5000万円が、今シーズンの期待料といったところです」(アサ芸プラスより)
とした上で、
「1億円を超える打者なら、打率2割8分以上打たなければならない。それは、高額年俸をもらっている選手の義務とも言えますね」(同)
と厳しい言葉を投げ掛けている。

満足いく成績を残せず一番悔しい思いをしているのは選手自身のはず。
不名誉なワーストに選ばれてしまった選手たちの来季の巻き返しに期待したい。

●セ・パ両リーグワーストナイン

【セ・リーグ】
先発投手:石川雅規(ヤクルト) 1勝=2500万円
救援投手:林昌勇(ヤクルト) 1ホールド=1億2000万円
捕手:城島健司(阪神) 1安打=5714万円
一塁:小笠原道大(巨人) 1安打=3071万円
二塁:平野恵一(阪神) 1安打=169万円
三塁:栗原健太(広島) 1安打=1000万円
遊撃:鳥谷敬(阪神) 1本塁打=3750万円
外野:マートン(阪神) 1安打=198万円
外野:金本知憲(阪神) 1本塁打=3666万円
外野:森本稀哲(DeNA) 1安打=163万円

【パ・リーグ】
先発投手:金子千尋(オリックス) 1勝=4000万円
救援投手:馬原孝浩(ソフトバンク) 0セーブ=1億8000万円
捕手:細川亨(ソフトバンク) 1安打=244万円
一塁:小久保裕紀(ソフトバンク) 1本塁打=7500万円
二塁:片岡易之(西武) 1安打=282万円
三塁:岩村明憲(楽天) 1安打=1071万円
遊撃:松井稼頭央(楽天) 1安打=140万円
外野:サブロー(ロッテ) 1安打=114万円
外野:坂口智隆(オリックス) 1安打=375万円
外野:鉄平(楽天) 1安打=139万円
DH:カブレラ(ソフトバンク) 1本塁打=1億8000万円
(2012年11月11日)
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