F1日本グランプリは、グリッド順で大混乱!! レッドブル・ベッテルが優勝
2009年F1第15戦の日本GPは、4日、三重県の鈴鹿インターナショナル・レーシング・コース(1周5.807km)で決勝日を迎えた。

午後2時より53周の決勝レースが行なわれ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、1時間28分20秒443(平均速度208.900km/h)でポール・トゥ・ウィン。

トヨタのヤルノ・トゥルーリが2位で表彰台を獲得。

スターティンググリッドには大幅な変更があった。

予選Q2終盤の黄旗区間の減速無視でブラウンGPの両ドライバーに加え、フォース・インディアのエイドリアン・スーティル、ルノーのフェルナンド・アロンソの4人が5グリッド降格のペナルティを受けた。

さらに黄旗の原因を作り、他車を妨害、危険にさらしたトーロ・ロッソのセバスチャン・ブエミも5グリッド、ギアボックス交換を行なったマクラーレン・メルセデスのヘイッキ・コバライネンとフォース・インディアのビタントニオ・リウッツィも5グリッド降格となった。

グリッド順は大混乱となり、予選5番手だったルーベンス・バリチェッロは6番グリッドと1つ順位を下げただけで、一方の予選7番手だったジェンソン・バトンは10番グリッドとなっている。

レッドブルのマーク・ウェーバーはピットスタート。

また、前日のクラッシュで負傷したトヨタのティモ・グロックは欠場している。

秋晴れのサーキットは気温26℃、路面温度40℃。前日の予選とは打って変わり、終盤までは静かなレース。

残り9周でトーロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリがクラッシュしセーフティカーが導入されるも、S.ベッテルは圧倒的な速さで第8戦イギリスGP以来の今季3勝目、自身通算4勝目を挙げた。

レッドブルは今季4勝目。J.トゥルーリは今季最高位の2位で今季3度目の表彰台。トヨタは2戦連続今季5度目、日本GPでは参戦8年目で初の表彰台となった。

マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンが3位に入った。

以降の入賞圏内は4位フェラーリのキミ・ライッコネン、5位ウィリアムズのニコ・ロズベルグ、6位BMWザウバーのニック・ハイドフェルド。

ブラウン GP勢は7位ルーベンス・バリチェッロ、8位ジェンソン・バトンで2台そろってポイントを獲得したが、残り2戦でポイントリーダーのJ.バトン『85』、 2位R.バリチェッロ『71』、3位S.ベッテル『69』と、S.ベッテルに大きく差をつめられている。

コンストラクターズランキングの決着も次戦ブラジルGP(10月18日決勝)以降に持ち越された。

ウィリアムズの中嶋一貴は15位で完走している。
(2009年10月5日)
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