松方弘樹､暴力団排除条例施行を前に芸能界から追放!?

3月の東日本大震災直後､頻繁に放映されたACジャパンのCMに出演し話題になった女優･仁科仁美(にしなひとみ=26)｡
その父親である大物俳優･松方弘樹(まつかたひろき=69)がフジテレビを事実上"追放"されたという｡
『週刊文春』が報じている｡

9月中旬､フジテレビ編成幹部から通達されたキャスティングに関する"注意案件"｡
そこには､松方を新規にキャスティングすることをしばらく見合わせること､既に収録済み番組や以前に放送した番組の再放送はオンエア前に報告を要すること､タレントのトークで松方を話題にしないこと､以上3点が示されていたという｡

数々の名作映画･ドラマに出演経験のある松方が､何故今このタイミングで"追放"されたのか｡

｢考えられるのは､10月1日から施行される東京都暴力団排除条例への対策です｡
芸能界浄化を推進する警視庁の意向を受け､民放各局"黒い交際"との決別に動きはじめた｡
その第1号が松方だったのでしょう｣(放送関係者:週刊文春)

確かに､これまでに松方と暴力団関係者との付き合いは度々取り沙汰されていた｡
2002年12月には指定暴力団･山口組と関連のある団体の会合に出席した際の映像が流出し､問題になったこともある｡
娘･仁科仁美の母親であり妻の仁科亜季子(にしなあきこ=58)と離婚する際､松方が家庭内暴力を行っていたという噂が浮上したことも印象深い｡

松方は今年8月に長年世話になっていた前所属事務所･バーニングプロダクションから独立｡
バーニングは松方の離婚の際に金銭的援助を行っていたとされ､独立時にはその借金返済を巡って彼とトラブルに｡

フジテレビが松方を"厄介者"扱いする背景には､業界最大手でありながら暴力団とのつながりが色濃いバーニングと彼とのトラブルが影響しているのではないかと見られる｡

芸能界に大きすぎる波紋を呼んだ､島田紳助(しまだしんすけ=55)の暴力団との親密交際を理由とした引退｡
さらに10月の条例施行が重なるとなれば､今後､松方のように芸能界から"追放"される芸能人はそう少なくはないだろう｡(高橋)