AKB48･峯岸みなみ､ファンに殴られ血まみれ!? 簡単にデマが広がる握手会事情…

(03/07)

アイドルグループ･AKB48がファンとの交流を図るため､新曲を発売するたびに行っている握手会｡
グループの人気や知名度が上昇するにつれ､その規模は大きくなっていくばかりだが､増えゆく参加者の中にはメンバーに暴言を吐くなどのトラブルを起こす心ないファンも少なくないようだ｡

今月3日､4日に埼玉･西武ドームで『GIVE ME FIVE! 全国握手会』が行われた際には､｢メンバーを殴ったファンがいた｣という書き込みがインターネット上の掲示板に登場｡
殴られたのは人気メンバーの峯岸みなみ(みねぎしみなみ=19)だとして､ネット上は一時騒然となった｡

掲示板では､東京･秋葉原のAKB48劇場支配人･戸賀崎智信らが｢逃走する犯人を追っている｣｢警察官が来ている｣などという報告が次々になされ､殴られた峯岸が顔面血だらけで運ばれていったと実況する者もいた｡
さらに､同じく人気メンバーの前田敦子(まえだあつこ=20)もファンに掴みかかられ､殴られそうになっていたという｡

騒ぎが大きくなったことを受け､戸賀崎支配人はその日のうちに『Google+』上で事情説明｡
峯岸･前田に対するファンの暴力や警察出動の件はすべて"デマ"であったとし､
｢ある人がスタッフに対して乱暴な言動を働き､それを見た河西と高城が驚いて泣いたというのが事の顛末です｣
と､握手会混乱の裏には別の理由があったことを明かした｡

暴言を吐かれて泣いたという河西智美(かさいともみ=20)､高城亜樹(たかじょうあき=20)の両名は戸賀崎支配人撮影による写真に笑顔で写り込み､
｢いつも通り元気になっておりまので､ご安心ください!｣と紹介された｡
また峯岸も｢事実とは異なる噂で心配をかけてしまっていますが､私は大丈夫です｣とファンを安心させ､事態は一応の収束へ向かったようだ｡

しかしながら､AKB48の握手会ではここのところこういったトラブルが後を絶たない｡
運営側は警備員を増員するなどして万が一に備えているが､今回の"デマ"による混乱ぶりを見ても対策は十分とは言えない｡
普段からきちんとした安全配慮がなされていれば､多くのファンが会場での暴力沙汰を信じるには至らないはずだ｡

メンバーの安全を考え｢握手会は対策ができるまでの間､中止にしたほうがいい｣と心配するファンも多い中､運営側は今後どう動くのか｡
取り返しのつかないトラブルが起きてからでは遅いということを念頭に置き､改めて運営体制を見直して欲しい｡(高橋)