脱原発家の坂本龍一、「たかが電気」発言を曲解され炎上へ!?
(07/18)

世界的な音楽家で知られる坂本龍一(さかもとりゅういち=60)の脱原発発言が話題となっている。

かつて「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の一員として一斉を風靡した坂本。
キーボードやシンセサイザー等の電子楽器を多用した音楽は世界的な評価も高く、2009年にはフランス政府から芸術文化勲章「オフィシエ」を授与されている。

現在はアメリカ・ニューヨークで生活するかたわら、日本の脱原発活動に積極的に参加。
今月16日東京・代々木公園で行われた集会でも、福島第一原発の事故を教訓とし、原発に頼らない電力供給を呼びかけた。

「言ってみれば、たかが電気です。たかが電気のためになぜ命を危険に晒されなければいけないのでしょうか?
たかが電気のために、この美しい日本、そして、国の未来である子供の命を、危険に晒すようなことをすべきではありません」

上記は各メディアで取り上げられた坂本の発言の一部である。
この「たかが電気」という言い方に違和感を覚えたネットユーザーらは、
「あんたの楽器、電気があってナンボやろ」
「だったら、これから電気の無い生活をして、手本を見せればいい」
といった意見を述べ、坂本をバッシングしている。

しかし実際、坂本は決して電気を軽視しているわけではない。
彼はスピーチの中で、
「2050年頃には電気は各家庭、事業所で自家発電するのが当たり前の世の中になって欲しい」
「お金より命です。経済より生命、子供を守りましょう。日本の国土を守りましょう」
と発言し、原子力に変わる代替エネルギーの利用を推進している。
そこには「電気は不要」「電気を使うな」といったような論旨は無かったはずなのだ。

ところがネット上では、そのスピーチの一部だけが広まり、注目を集めてしまった。

スピーチの模様は動画サイトにアップされており、誰でも閲覧が可能となっている。
「たかが電気」のフレーズだけを聞いて坂本を頭ごなしに批判している人は、どうか彼のスピーチ動画を見直し、そこに込められた本当の想いを読み取っていただきたい。(高橋)


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