香取慎吾公開処刑されまくりで｢踊る大捜査線｣のスピンオフ切望!?

今月7日に公開され､現在大ヒット上映中の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』｡
言わずと知れた大人気シリーズの完結編として制作された同作には､織田裕二(おだゆうじ=44)扮する青島に追われる犯人役としてSMAP･香取慎吾(かとりしんご=35)が出演していることも話題となった｡

今作で15年の歴史に幕を下ろした『踊る大捜査線』｡
しかし続編を望む声は多く､香取もまたその声を上げる一人だという｡
『東京スポーツ』が報じている｡

シリーズ"最凶"の犯人として登場した香取｡
初出演が完結作となり名残惜しい気持ちがあったのか､自分を主人公にした物語をドラマや映画で制作してほしいと直訴したそうだ｡
その際､既に具体的なプランも練り上げていたという｡

香取がスピンオフ作品の制作を切望するのには別のワケもある｡
彼は2010年に『座頭市 THE LAST』､2011年に『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE～勝どき橋を封鎖せよ!～』､2012年に『LOVE まさお君が行く!』に主演しているが､そのいずれもヒットしていない｡
ネット上では｢香取は公開処刑されまくってる｣などと揶揄される始末だが､確かに今後の芸能人生のためにもこの辺りで代表作と言える作品が欲しいところだ｡

一方､制作を担当するフジテレビ側もスピンオフには乗り気だという｡

｢十二分にあると思いますよ｡業界関係者の関心は『踊る――』が､現時点で今年の興行収入1位である『BRAVE HEARTS 海猿』を抜くことができるかどうかに集まっています｡抜けば､当然､続編を期待する声が､いま以上に強まる｡
しかし､織田は『今回が最後』と断言している｡その状況下でやるとすれば､スピンオフ版しかないでしょう｣(同)

日本映画の歴史に数々の記録を残してきた『踊る』シリーズ｡
完結を明言したとはいえ､ヒットの余地があるなら続けたいと思うのが本音というところだ｡

スピンオフの制作可否は最終的には織田の裁量次第となりそうだが､果たして香取の想いは織田に届くのか｡(高橋)