福山雅治 5年ぶりに映画｢ガリレオ｣が復活! ｢僕も湯川も年齢を重ねて…｣

(09/24)

歌手で俳優の福山雅治(ふくやままさはる=43)が､来夏公開の映画『真夏の方程式』で主演を務めることが23日､分かった｡

同作は､2007年にフジテレビ系で放送され､最高視聴率24.7%を記録した連続ドラマ『ガリレオ』の最新作｡
同シリーズの劇場版は､2008年に公開され興行収入49億2000万円を記録した『容疑者Xの献身』以来5年ぶりとなる｡

『真夏の方程式』は作家･東野圭吾氏によるガリレオシリーズ全7作品のうち6作目にあたり､昨年6月に発売されすでに30万部を売り上げている人気作｡
子ども嫌いで有名な天才物理学者･湯川(福山)が､ある殺人事件に巻き込まれ､10歳の少年と海辺の町でひと夏を過ごす姿が描かれる｡

久々に湯川を演じる福山は､
｢僕も湯川学も年齢を重ねているので､どう進化させられるのか打ち合わせをしながら進めています｣
とコメント｡
製作側によると､今作のテーマは｢科学の進歩と自然環境の破壊｣｢自然と人類の共生｣とのことで､
｢自分自身このテーマにどう向き合っていくのか､熟慮しながら撮影に臨みたいと思います｣
と意気込みを語っている｡

同作の鈴木吉弘プロデューサーは､
｢科学技術への信頼に疑問符が投げかけられている中､『科学はどうあるべきか』というガリレオシリーズにとって最も根源的なテーマの作品を映像化する｣
と気合い十分｡
福山が前作から本作までの間に大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)での主演を経験したことに触れ､
｢演技者としても人間としてもさらなる成長をした福山雅治が魅せてくれる､新しいガリレオ｡実に､楽しみです｣
と大きな期待を寄せている｡

なお､すでに静岡県某所で撮影がスタートしているとのこと｡
共演者などについては､今後続々と明かされることになるだろう｡

映画『真夏の方程式』は来夏公開予定｡(伊原)