Gackt、“ガンダム愛”を込めた、入魂のコンプリートアルバムをリリース

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歌手のGackt（がくと・年齢不詳）が15日（土）､｢機動戦士ガンダム｣劇場版3部作のDVD化を記念したプレミアム上映会の舞台挨拶に､花束贈呈ゲストとして登場。

ガンダムの熱狂的なファンを公言しているGacktは､ガンダム・コンセプトアルバム「0079 - 0088」を今月19日(金)にリリースする。

「1曲仕上げるのに､4カ月掛かって､ノイローゼになるかと思った。でも､他の誰かがテキトーにやったらと思うと気持ちがフツフツとなるので､僕ならできる！と（頑張った）。愛情の深さです」と“ガンダム愛”を告白。

アルバムに収録されている故・井上大輔氏作曲の「哀戦士」､「めぐりあい」をアレンジすることに対して､承諾した同映画の富野由悠季監督は「Gacktの意気込みがわかっていたし､仕上がりを聴いたら､“新曲”となっている。そうそうないことだし､何より井上大輔が喜んでいる」と時折言葉を詰まらせながら喜びを語った。

多くのマニアを抱えるガンダムの魅力について､Gacktは､「ひとつひとつのセリフに多くの意味が含まれている」とドラマの奥深さを指摘。「人の上に立つこと､人を導いていくこととは何かを教えてくれるきっかけになった」作品だったと振り返った。

DVD｢機動戦士ガンダム劇場版メモリアルボックス｣は12月21日（金）から来年6月30日（月）までの期間限定生産。 (松野)