菅義偉の弟がコネでJR東日本の役員に!? クロい癒着が明らかに!

菅義偉内閣総理大臣の弟で､JR東日本子会社の幹部を務めている菅秀介が､同社と菅義偉の間に蜜月関係があることが『週刊文春』の取材で判明した｡

彼とJR東日本の関係は､故･小此木彦三郎議員の秘書だった若手の頃から始まる｡歴代の社長から手厚いバックアップを受けており､JR東日本グループの職域団体の幹部会にも､首相就任後2度にわたり出席｡
安倍晋三の後を受け継ぎ､新型コロナウイルス対策など多忙な日々に追われる中で､わざわざ2度も足を運んだのは､実弟がとてもお世話になっているからに他ならない｡

菅秀介は､菓子屋｢ヒデ製菓｣を1989年に創業｡場所は､東京駅構内･八重洲中央改札近くのコンコース｡キヨスクを借りて商品を売っていたといい､当時からJR東日本との親密な関係が築けていた模様｡
しかしビジネスは長続きせず､2002年｢ヒデ製菓｣は破産宣告を受けた｡店を畳んだあと､しばらくの間は介護職を行い厳しい状況を凌いだ｡

問題なのはここからだ｡いきなり､JR東日本の子会社である千葉ステーションビルの部長として雇われ､2010年に取締役に昇格｡50歳で自己破産を経験した人物が､大手企業グループの幹部に就任するなど､普通では考えられない話｡
菅義偉がJR東日本と蜜月関係にあったからこそ､苦境の弟に救いの手を差し伸べることが出来たと推測せざるを得ない｡

JR東日本は新型コロナウイルスの影響で売上が大幅減となり､今期は赤字転落｡かつて実弟を助けた企業を､今後は彼が総理大臣という立場でどのような救済措置を出すのか注目だ｡