｢辞めジャニと関わるな｣と事務所で圧力確定? 主題歌アーティスト突然降板のワケ!

元SMAPメンバーの香取慎吾が主演を務めたテレビ東京系ドラマ『アノニマス～警視庁"指殺人"対策室～』で､本来主題歌を担当するはずだったHYが突然降ろされるという事態が発生していたと『週刊文春』が報じた｡

記事によると､2021年1月期に放送された同作をめぐり､所属するユニバーサルミュージックの執行役員から､以下のような文面が邦楽担当者に送信されていたという｡

｢大変デリケートな話をさせて頂きます｡
来年1月クールのテレビ東京で香取慎吾が主演のドラマがあります｡
エンドソングをHYと言う事で事務所がテレビ東京とほぼ決で話を進めていたのですが､ジャニーズと弊社との関係性を鑑み､今回HYには辞退して頂く事となりました｡
この枠に関しては､申し訳ないですが､手を付けずにお願い出来たらと思います｡
今後､辞めジャニ案件が更に出て来ると思いますが､都度慎重に対応させて頂けたらと思います｡
この旨ご理解の程どうぞよろしくお願いいたします｡｣

要するに､ジャニーズ事務所を辞めたタレントとは関わるなと命令したのである｡ユニバーサルミュージックはKing&PrinceやSexy Zoneが所属しており､ジャニーズとの深い関係｡
香取慎吾をサポートするような動きを見せて､万が一King&Princeらが別のレーベルに移籍してしまっては困るので､忖度全開で"辞めジャニ"を排除する構えを取った｡

昨今は事務所を独立して個人事務所を立ち上げる芸能人が増えているが､こんなに元事務所の圧力が強いのは後にも先にもジャニーズだけ｡
他の会社が"辞めジャニ"などと失礼極まりない言い方をするほど､触れてはいけない存在と扱われているのは衝撃だ｡

結局同ドラマは､HYが降板して香取慎吾が自ら歌う楽曲が主題歌になった｡元SMAPしかりKAT-TUNしかり､退所組にとって茨の道は続くだろうが､是非とも屈せず奮闘してもらいたい｡(船越)