中丸雄一がジャニー喜多川の性加害問題に言及! ｢ウチの事務所にも良いところある｣

(05/29)

KAT-TUNメンバーの中丸雄一が､5月28日に放送された日本テレビ系『シューイチ』で､ジャニー喜多川元社長の性加害問題について､初めて口を開いた｡

先日､ジャニーズ事務所が再発防止に向けて3つの対策を提示｡｢心のケア相談窓口の開設｣｢外部専門家による再発防止特別チームの設置｣｢社外取締役の選出｣という3項目を掲げて､コンプライアンス強化に努める｡
こうした動きをうけて中丸雄一は､｢この3つによってすべてが補完されるわけではないだろうなと思いつつも､前進の一歩かなと感じています｣と話し､｢名前は出したくないけど(被害を)告白をしていきたい方は､今回の設置で受け皿になるという期待を持っています｣と持論を述べた｡

また､ジャニーズ事務所の組織体制に関しては､｢僕の入った頃というのはジャニーさんとメリーさん､この両輪で動いてた｡企業として考えると思い描いてたものを形にするのにものすごいスピードが出る｡いいこともあるけど方向性を間違えてしまうと､すぐに失敗してしまうということがあると思う｡そういう体制でしたけど4年ぐらい前ですかね｡そういう決定権が分散されてきて今の現代に合った､会社の規模相応の中身にしていこうという動きがあるのを感じてます｣と､ジャニー喜多川の独裁的な時代から､変化は出ているとした｡

一方､｢ジャニーズ事務所に対して､ここはいいなと思う所もあるわけですよ｡社会に貢献する気持ちが強い会社だと思うんです｣と､事務所を擁護する場面も｡
｢阪神淡路大震災が起きた時に6年間ぐらい継続的に募金活動を行ったり､コロナ禍で医療物資を届けるなど､社会に貢献する気持ちが強い会社｣と､社会貢献に力を入れている会社であることを世間の人たちに理解してもらいたいと訴えた｡

中丸雄一が丁寧に事務所の状況を説明しようとする気持ちは伝わったが､今事務所の良さをアピールする言動は不必要だったかもしれない｡(船越)