ONE OK ROCK･Takaがパニック障害を告白! ｢心配してもらいたいわけじゃない｣

ロックバンド･ONE OK ROCKのTakaが､自身のインスタグラムでパニック障害を患っていることを明かした｡

｢今ロサンゼルスに帰ってきて自宅なんですけど､伝えておきたいなと思って｡自分がどうとかより､失礼があってはいけない｡誤解とか勘違いされたらいけないと思いまして｡実はね､結構何年も前からパニック障害になってます｣と説明｡

｢心臓というか､鼓動が早くなったり汗かいたり､不安になってその場にいられなくなったり､そういう病状があります｣といい､実際5月に大阪府の京セラドームで公演を行った後､症状が出たという｡
新幹線に乗る直前に症状が出たため､ホームで2時間ほど様子を見ていたとのこと｡

｢その時はだいぶ追い込まれてた｡失礼な対応になったらよくなかったなと思いまして｡せっかくライブに来てくれたのに｡丁寧に話しかけてくださった方だったんで罪悪感があった｣と､ホームにいる時ファンが声を掛けてきてくれたが､しっかりと対応できなかった｡今後もこういったシチュエーションは起こりえるため､この場でパニック障害を伝えておきたなかったということだ｡

｢自分なりに勉強しているし､心配してもらいたくて言ってるわけではなくご理解いただきたい｡こういう障害と向き合って生きていく｡マジで心配はしてほしくない｡多分こういう症状を持っている人ってたくさんいると思うんでそっとしといてください｡軽く流してもらえたら､それだけで救われるんで｣と､インスタグラムで告白したのは､多くの人に心配してほしいからではなく､そういう病気を持っている人が一定数いるという事実を頭の片隅に入れてもらいたいという思い｡

今まで､病気の片鱗を見せずパフォーマンスを続けてきたのだから､プロ根性に恐れ入る｡(船越)