ロッテ･佐々木朗希のメジャー転向発表は､ファンクラブ契約更新の翌日だった!

プロ野球･千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が､ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦することを発表した｡

佐々木朗希は球団を通じてコメントを発表｡｢一度しかない野球人生で後悔のないように､そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように､マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります｣と､意思が固いことを示した｡

松本尚樹球団本部長も｢入団当初から話してきた｡今年で5年､総合的に判断して容認しました｡毎年本人は『一日も早く行きたい』という話でしたが､今年はそういう思いが特に強かった｣と､5年間という短いキャリアながら､本人の気持ちを尊重したと説明している｡

佐々木朗希が入団当初からメジャーリーグを見据えていたのは事実なので､それ自体にサプライズは少ないのだが､問題なのは千葉ロッテマリーンズのファンクラブだ｡
公式ファンクラブ｢TEAM26｣は､翌年への契約更新が11月8日に締め切られた｡彼のポスティング発表は11月9日｡佐々木朗希が来年もロッテで観られると思って契約を継続したファンも当然いるだろう｡

｢本当に悪どい商売｣｢FC契約更新の次の日にポスティング許可とか偶然じゃないと思う｣｢やり方が汚すぎる｣と､偶然の出来事とは思えない悪どさに怒りを露わにする声も少なくない｡

メジャーリーグのマイナーリーグで苦労するなら､パリーグでロッテを優勝に導くエース役を担うほうがいいのではと思うファンを､良い意味で裏切ることができるだろうか｡(船越)

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