Alexandrosのライブで痴漢事件発生! 法的措置を検討! ｢断じて許せない｣

ロックバンド･Alexandrosが4月28日に開催したライブ公演にて､痴漢被害が発生したことが判明し､運営側が声明を公表した｡

同グループの公式SNSにて､｢客席内において痴漢行為があったとのご報告を頂きました｡痴漢は犯罪行為であり､対象者が判明次第､法的措置を検討いたします｡断じて許容することはできません｣と文面を掲載｡

｢公演中に被害に遭われた方､また不快な思いをされた皆様には心よりお詫び申し上げます｡今後会場内にて､痴漢またはそれを疑われる行為､悪質な行為を発見次第､演奏を中止させていただきます｡不審な行為を発見された場合､速やかにスタッフや周囲の方へご報告いただき､性犯罪者の身柄をステージ付近のスタッフへお引き渡しいただくなど､ご協力をお願いいたします｣と､今後は公演を一時中断してでも､犯人の身柄確保を最優先にする方針を述べた｡

最近では､ロックバンドのヤバイTシャツ屋さんが開催したライブ公演でも同様の痴漢被害が発生｡｢勇気を持って被害を訴えてくださった方､ならびに情報提供にご協力いただいた皆様のご尽力により､警察の対応を経て犯人が逮捕されましたことをご報告いたします｣と､犯人は無事に逮捕されたものの､それで被害者の心の傷が完全に癒えるものではないと強く主張｡痴漢行為に警鐘を鳴らしていた｡

音楽に身を預けて楽しみ､時にはモッシュで観客同士が接触する場面も少なくないのがロックミュージック｡その文化自体が悪いわけではなく､そういった環境でスキを狙って痴漢を企てる者が悪の根源だ｡
観客席を完全に男女別に分けるというやり方も提案されているが､それでいいものなのか｡(船越)