(08/05)
数々のベストセラーを生み出し、日本文学界を牽引した作家の東野圭吾が、大腸がんのため68歳で死去した。葬儀は遺族の意向により家族葬で執り行われた。
1958年に大阪府大阪市で生まれた東野圭吾は、大阪府立大学工学部電気工学科を卒業後、技術者として企業に勤務しながら執筆活動に邁進した。1985年に女子高校を舞台とした密室殺人ミステリー『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。1999年には『秘密』で第52回日本推理作家協会賞を受賞し、作家としての地位を確立した。
2005年発表の『容疑者Xの献身』は、天才数学者の完全犯罪に物理学者が挑む傑作で、第134回直木三十五賞と第6回本格ミステリ大賞をダブル受賞した。同作を含む『ガリレオ』シリーズは福山雅治主演で映像化され大ヒットを記録。さらに『加賀恭一郎』シリーズや『マスカレード』シリーズなど、100作を超える作品を発表した。2012年に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第12回中央公論文芸賞、2013年に『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年に『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。2023年には国内累計発行部数が1億部を突破し、紫綬褒章と第71回菊池寛賞を受賞した。
突然の訃報を受け、映像化作品で主演を務めた俳優陣から追悼の声が相次いだ。
テレビドラマ『ガリレオ』シリーズで主演を務めた福山雅治は自身のXで「東野先生作品の住人のひとりとして生きてきた私は、先生が作品に込めた命をとても近くに感じています。先生の命は今もここにあると。だからまだお別れの言葉を言えずにいます。先生の作品の住人として、ひとりの読者として、生み出された物語にこれからも魅了され続けたいです」と綴った。
映画『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』や『祈りの幕が下りる時』などの『新参者』シリーズ、映画『疾風ロンド』で主演を務めた阿部寛は「深い悲しみを感じています。『新参者』に出演できたことは、私の俳優人生における大きな転機となりました。東野さんとのご縁に、心から感謝しています。謹んでご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を表した。
テレビドラマ『白夜行』で山田孝之と共にダブル主演を務めた綾瀬はるかは「『白夜行』で雪穂という役に出会えたことは、私の俳優人生においてかけがえのない宝物です。今でもこの作品や雪穂を愛してくださる方がたくさんいらっしゃることに、東野さんが生み出された物の力の大きさをあらためて感じています」とし、「数えきれないほど多くの人の心を動かす物語を届けてくださり、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と偲んだ。
映画『マスカレード』シリーズで主演を務めた木村拓哉は自身のインスタグラムで「新田浩介という役を託していただき、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と投稿した。同作で共演した長澤まさみも「『マスカレード・ホテル』の打ち上げでお会いした際、先生とお話する機会があり、『みんなが楽しめる本を書くことを意識しているんだよ』とお話されていました。東野さんには、多くの観客を意識してものづくりに向かう姿勢を教えていただきました。数多くの素晴らしい作品を本当にありがとうございました」と感謝を語った。
2009年から2013年まで日本推理作家協会理事長、2014年から2019年まで直木三十五賞選考委員を務めるなど出版界に大きく貢献した東野圭吾。8月5日には『ガリレオ』シリーズ最新長編『永遠の記憶』の刊行が予定されていた中の早すぎる旅立ちであった。
1958年に大阪府大阪市で生まれた東野圭吾は、大阪府立大学工学部電気工学科を卒業後、技術者として企業に勤務しながら執筆活動に邁進した。1985年に女子高校を舞台とした密室殺人ミステリー『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。1999年には『秘密』で第52回日本推理作家協会賞を受賞し、作家としての地位を確立した。
2005年発表の『容疑者Xの献身』は、天才数学者の完全犯罪に物理学者が挑む傑作で、第134回直木三十五賞と第6回本格ミステリ大賞をダブル受賞した。同作を含む『ガリレオ』シリーズは福山雅治主演で映像化され大ヒットを記録。さらに『加賀恭一郎』シリーズや『マスカレード』シリーズなど、100作を超える作品を発表した。2012年に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第12回中央公論文芸賞、2013年に『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年に『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。2023年には国内累計発行部数が1億部を突破し、紫綬褒章と第71回菊池寛賞を受賞した。
突然の訃報を受け、映像化作品で主演を務めた俳優陣から追悼の声が相次いだ。
テレビドラマ『ガリレオ』シリーズで主演を務めた福山雅治は自身のXで「東野先生作品の住人のひとりとして生きてきた私は、先生が作品に込めた命をとても近くに感じています。先生の命は今もここにあると。だからまだお別れの言葉を言えずにいます。先生の作品の住人として、ひとりの読者として、生み出された物語にこれからも魅了され続けたいです」と綴った。
映画『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』や『祈りの幕が下りる時』などの『新参者』シリーズ、映画『疾風ロンド』で主演を務めた阿部寛は「深い悲しみを感じています。『新参者』に出演できたことは、私の俳優人生における大きな転機となりました。東野さんとのご縁に、心から感謝しています。謹んでご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を表した。
テレビドラマ『白夜行』で山田孝之と共にダブル主演を務めた綾瀬はるかは「『白夜行』で雪穂という役に出会えたことは、私の俳優人生においてかけがえのない宝物です。今でもこの作品や雪穂を愛してくださる方がたくさんいらっしゃることに、東野さんが生み出された物の力の大きさをあらためて感じています」とし、「数えきれないほど多くの人の心を動かす物語を届けてくださり、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と偲んだ。
映画『マスカレード』シリーズで主演を務めた木村拓哉は自身のインスタグラムで「新田浩介という役を託していただき、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と投稿した。同作で共演した長澤まさみも「『マスカレード・ホテル』の打ち上げでお会いした際、先生とお話する機会があり、『みんなが楽しめる本を書くことを意識しているんだよ』とお話されていました。東野さんには、多くの観客を意識してものづくりに向かう姿勢を教えていただきました。数多くの素晴らしい作品を本当にありがとうございました」と感謝を語った。
2009年から2013年まで日本推理作家協会理事長、2014年から2019年まで直木三十五賞選考委員を務めるなど出版界に大きく貢献した東野圭吾。8月5日には『ガリレオ』シリーズ最新長編『永遠の記憶』の刊行が予定されていた中の早すぎる旅立ちであった。
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