ケチケチ24時間テレビ！低予算で高視聴率＆募金額で気になる“来年”

(09/10)

今年の日本テレビ「24時間テレビ」は､番組全体の平均視聴率が歴代2位タイの18.6％､エンディングの瞬間最高視聴率は41.1％と､ひさびさに“成功”の手応えがあったようだ。

しかも､コストパフォーマンスが抜群だったというから､日テレ関係者はさぞ喜んでいることだろう。「週刊文春」が報じている。

「実は今年の24時間テレビの目標は『制作費三割カット』

局をあげての取り組みだったんです」（テレビ局関係者・週刊文春）

見事113キロマラソンを完走したお笑い芸人のエド・はるみ（えど・はるみ=44）も､“低額ギャラ”でコスト削減に貢献しているようだ。

そのギャラ､なんと萩本欽一がマラソンを走った時の10分の1だという。

「24時間テレビ開始時から縁のある萩本欽一は､ギャラをすべて募金に回すというスタイルでしたが､実際は､昨年66歳にして『70キロマラソン』に挑戦してもらったこともあって､ギャラは
数千万とも言われています。

その点ポッと出のエドのギャラは､10分の1から20分の1で､彼女も吉本芸人ですから､番組のパーソナリティの『チュートリアル』などとほぼ抱き合わせ状態です」（同）

今年のメインパーソナリティを務めたのはジャニーズの「嵐」だったが､天下のジャニタレのギャラも三割カット？

「例年お世話になるジャニーズタレントへのギャラは削れない。

でも再結成した『SPEED』のギャラなどは､今後彼女達がもう一度活躍するするきっかけを与えてあげたことで､かなりの安ギャラ」（同）

タレントのギャラは単価が大きいだけに､目に見えた“節約”ポイントにはなるが､もちろんそれだけでは“三割カット”が目標の大幅ダウンは無理だろう。

「“セット”を作るための経費や､スタッフや関係者への仕出し弁当の値段を下げるとか､中継の回数を減らしたり､すでにある“素材”を多めに使用するとか。

もちろん外部のスタッフにかかる人件費など“見えない部分”で相当努力があったハズ」（週刊文春）

さらに､募金金額は92年以降の最高額で､「チャリティTシャツ」の製造枚数も歴代一位だったという。

しかし､予算カットでこれだけの結果を出してしまうと､来年の予算はさらに厳しくなってしまうか､さて？（淺川）