キングオブコメディ､DVD発売イベントで痴漢冤罪事件を語る!

(02/23)

お笑いコンビ｢キングオブコメディ｣が21日､東京・タワーレコード新宿店で､第5回単独ライブのDVD｢誤解｣の発売記念イベントを行った｡

同作は07年1月に行った単独ライブを収録｡同年夏に発売予定だったが､直前の7月にツッコミ担当の高橋健一(たかはしけんいち=37)が痴漢の現行犯で警視庁荒川署に逮捕され､発売延期されたいわくつきの作品だ｡

その後､同年12月28日に不起訴処分となり無罪放免となった高橋だが､3日間の留置所で過ごした経験を思い返し､痴漢冤罪(えんざい)を題材にした映画｢それでもボクはやってない｣を引き合いに｢僕は『荒川20番』と呼ばれていて､留置所の様子は本当にリアルだった｣と生々しい体験談を披露｡

当時､相方の今野浩喜(こんのひろき=30)からは逮捕を報じる新聞などを携帯メールで送られてきたようで｢当時は本当に笑えなかった｣と､今でも少し顔を引きつらせるほど｡

約半年の謹慎を終え､昨年１月に活動を再開､このDVDもようやく発売された｡

DVDタイトルの｢誤解｣は､くしくも痴漢冤罪騒動前に付けたライブタイトル｡

｢会う人ごとに､DVDが出ます｡タイトルは『誤解』です､というと異常にウケるんです｣と､笑い飛ばす高橋だが､｢女性ファンと握手するとき､どう思われているのか､いまだに気になったりする…｡トラウマになってる｣とか｡

高橋の心の傷を癒すためにもDVDが売れればいいのだが､さて…｡(松野)

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