「おくりびと」快挙！ 米アカデミー賞、外国語映画賞を受賞！
(02/23)
米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・コダックシアターで第81回アカデミー賞の授賞式が行われ､「おくりびと」が外国語映画賞を受賞した。
日本映画の同部門へのノミネートは12作目で､受賞は史上初の快挙。授賞式に参加していた滝田洋二郎監督と主演の本木雅弘が壇上に上がり､プレゼンターのリーアム・ニーソンらからオスカー像を受け取った。
授賞式で滝田監督は「ありがとう。ここに来れたのはこの映画のおかげ。また再び戻ってきたい」と喜びの声を上げた。
「おくりびと」は日本では昨年9月の封切り。昨夏､カナダで開かれたモントリオール世界映画祭でグランプリを獲得するなど国際的にも評価が高く､世界36カ国での配給が決まっている。日本では24週目のロングランに入り､300万人近くが見た計算になる。
失業中のチェロ奏者が､亡くなった人の体を清め､棺（ひつぎ）に納める納棺師の仕事に就き､最初は嫌悪感を感じつつも､次第に天職と感じるに至るまでを描いた作品。日本作品としては03年度の「たそがれ清兵衛」以来の候補入りとなっていた。
また､「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)が短編アニメーション賞を受賞し､日本作品のダブル受賞という快挙となった。 (松野)
日本映画の同部門へのノミネートは12作目で､受賞は史上初の快挙。授賞式に参加していた滝田洋二郎監督と主演の本木雅弘が壇上に上がり､プレゼンターのリーアム・ニーソンらからオスカー像を受け取った。
授賞式で滝田監督は「ありがとう。ここに来れたのはこの映画のおかげ。また再び戻ってきたい」と喜びの声を上げた。
「おくりびと」は日本では昨年9月の封切り。昨夏､カナダで開かれたモントリオール世界映画祭でグランプリを獲得するなど国際的にも評価が高く､世界36カ国での配給が決まっている。日本では24週目のロングランに入り､300万人近くが見た計算になる。
失業中のチェロ奏者が､亡くなった人の体を清め､棺（ひつぎ）に納める納棺師の仕事に就き､最初は嫌悪感を感じつつも､次第に天職と感じるに至るまでを描いた作品。日本作品としては03年度の「たそがれ清兵衛」以来の候補入りとなっていた。
また､「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)が短編アニメーション賞を受賞し､日本作品のダブル受賞という快挙となった。 (松野)
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