後藤麻衣｢イメージビデオ｣がわいせつと認定され､制作会社社長とともに逮捕!

｢イメージビデオ｣と称し､わいせつな映像が記録されたDVDを制作､販売したとして､警視庁保安課と四谷署は30日までに､わいせつ図画販売容疑で､映像ソフト制作会社｢キングダム｣(横浜市青葉区)経営の藤山政典容疑者(40)､また女優の後藤麻衣容疑者(ごとうまい=36)=本名・後藤展江=を同幇助(ほうじょ)容疑でそれぞれ逮捕した｡

同課の調べに､藤山容疑者は容疑を大筋で認め､｢わいせつ図画に当たるかもしれないと思った｣と供述｡

一方､後藤容疑者は｢わいせつに当たらないと思って撮影した｣と容疑を否認している｡同課によると､男女の絡みのないイメージ作品を同容疑で摘発するのは全国初という｡

保安課と四谷署によると､両容疑者は昨年11～12月､アラブ首長国連邦のドバイで撮影した｢千夜一夜の夢｣という題名のわいせつなDVDを販売｡

主演した後藤容疑者の性器が無修正で映るシーンが50分弱の作品のうち10数分あり､同課はわいせつ性が高いと判断した｡

アダルト作品ではないため､自主審査機関の審査は受けていなかった｡

約5000枚が制作され､発売直後にネットや週刊誌で性器が映っているのではないかと問題視する声が上がったが､ほぼ完売し､約1000万円を売り上げた｡現在は販売を中止しており､インターネットオークションで1枚2万円以上で取引されている｡

後藤容疑者は同作品など3作品の報酬として､約500万円を得たという｡逮捕容疑は昨年11月20日から12月17日ごろにかけ､ネットなどで注文を受けた客に､わいせつ図画である同作品を販売したなどの疑い｡

後藤容疑者はキャンペーンガールや深夜番組のリポーターとして活動した後､イメージビデオの女優に転身｡｢77年生まれ｣と経歴を偽り､キングダムなどの作品に出演していた｡

｢イメージビデオ｣は､当初はグラビアアイドルの水着姿などが中心だったが､最近ではわいせつ性の高い過激な作品も増えている｡同課は｢男女のからみがないというだけで､露骨な性器の露出シーンは､無修正のアダルトビデオと変わらない｣としている｡(松野)

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