おなじみのサラリーマン川柳受賞作品が発表！！　あのかわいいポニョがなんと……！！

サラリーマン川柳といえばおなじみの､大人社会の悲哀をユーモラスに描いた川柳のコンクール。

今年､第22回になる募集が行われ､その受賞作品が決定した。

第一生命保険は22日､『サラリーマン川柳コンクール』のベスト10を発表。

今年で22回目を迎えた同コンクールは､応募総数2万1455句の中から2月に入選作100句を公表。

その後､一般投票（2月9日から3月13日まで）を行ってベスト10が決定した。

また､特別審査員賞として山田五郎賞ベスト10も発表。

山田氏は「投稿作品の数の多さとレベルの高さに驚きました」とコメントを寄せている。

ともあれ､受賞作品を見てみよう。

◆第22回サラリーマン川柳ベスト10
※（）は雅号

1位：しゅうち心　なくした妻は　ポーニョポニョ（オーマイガット）

2位：久しぶり　ハローワークで　同窓会（転起）

3位：ぼくの嫁　国産なのに　毒がある（歩人）

4位：朝バナナ　効果があったの　お店だけ（品切れ店長）

5位：やせたのは　一緒に歩いた　犬の方（花鳥風月）

6位：「ストレスか？」　聞かれる上司が　その原因（読み人知らず）

7位：コスト下げ　やる気も一緒に　下げられる（敏腕経営者）

8位：「パパがいい！」　それがいつしか　「パパはいい」（はりきりパパ）

9位：胸よりも　前に出るなと　腹に言う（えんどうまめ）

10位：篤姫に　仕切らせたいな　国会を（玲子命）

◆山田五郎賞ベスト10

1位：我が社一　ナイスガイだが　イスガナイ（椅子が無い）

2位：何故わかる　私のイニシャル　KYと（6年3組）

3位：夕方も　ラッシュがあると　知る不況（朝は激混）

4位：青春の　旅立ち父が　手配する（デーモン閣下先生）

5位：息合わず　配るティッシュが　もらえない（ばみとんとん）

6位：妻帰省　こんなチャンスに　風邪をひき（誰か治して）

7位：新人は　主張がないのが　自己主張（オオイワシ）

8位：“お任せを！”　10秒後には“任せたぞ！”（とりあえず管理職）

9位：ステキなら　テ抜きされても　スキな人（男心）

10位：お父さん　ほんとはいつも　ありがとう（すかっしゅ）

1位の「しゅうち心　なくした妻は　ポーニョポニョ」が､妻の太りゆく哀しげな様を詠んいることで人気を獲得。

ベスト10内には「朝バナナ　効果があったのは　お店だけ」（4位）､「やせたのは　一緒に歩いた　犬の方」（5位）など､メタボやダイエットにちなんだ作品が目立った。

さて､あなたが共感できる作品はあっただろうか？（古田鉄寿）

注目ワード