BPOが｢イッテQ!｣のヤラセ疑惑を認定! 放送倫理違反だと断言!

日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』で放送されたタイでの｢カリフラワー祭り｣やラオスの｢橋祭り｣に関して､現地に根付いたお祭りではなく番組が企画したものだという指摘があった点について､BPO(放送倫理･番組向上機構)はヤラセを認定した｡

同機構は､｢『祭り』は番組のために用意されたもので､地元に根差した"祭り"への体当たり挑戦だとナレーションで思わせた｡程度は重いとは言えないものの放送倫理違反があった｣と発表｡
宮川大輔が｢世界で一番盛り上がるのは何祭り?｣で世界各国の人気イベントに体当たり参加する同企画は､毎回好評で人気を博していたが､上記のタイやラオスでの祭りは､実際には存在しないものだという批判が噴出していた｡

BPOの審議が出るまで､『世界の果てまでイッテQ!』では同企画を休止｡一応､軽度の注意勧告という形で､重大な違反があったとまではいかないので､またロケを再開するだろう｡
宮川大輔も､｢お騒がせしました｡(BPOの見解が)決まりましたんで､また新たにロケが決まれば一丸になって頑張ります｣とコメントを発表｡意欲的な姿勢を見せている｡

しかし､一度ヤラセ疑惑が騒がれると､視聴者も懐疑的になってしまい､純粋に企画を楽しめなくなる｡視聴率も昨今は低迷気味で､この失態が番組存続に影響を及ぼす結果となるかもしれない｡

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