麒麟・田村裕がホームレス中学生時代に万引きを思い止まった本当の理由!
金スマ春の波瀾万丈スペシャルとして麒麟田村裕(たむら ひろし=28)の「ホームレス中学生」に書けなかったもう一つのストーリーをおくる。

3人兄姉の一番下だった田村は母親っ子。母も上の二人は厳しく育てたが、田村だけには優しかった。アトーで苦しむ田村を見ても、生んだ自分のせいだと責めるほどだった。田村が母に唯一怒られたのは、友達とイタズラ半分に駄菓子屋で万引きをした時だったという。

そんな母が小5の時に倒れて、検査入院。初めは大したことはないと思っていたが、直腸ガンだった。人知れず、かなり無理をしていたらしい。入院から半年後に、母は他界。最期の言葉は「カッパ巻きが食べたい」。自分の望みなど口にすることのなかった母のその言葉を田村ははっきりと覚えているという。

それから、しばらくして祖母も還らぬ人に。家事と仕事をこなしていた父も倒れてしまう。やがて、父は会社から解雇。再就職するものの、精神的なダメージから長くは続かなかった。一家は小さなマンションに引っ越すが、借金でそこにも住めなくなり、父は家族の「解散」を宣言し、行方をくらませてしまう。

兄や姉に迷惑を掛けないようにと、一人で生きていく決意を固めた田村は行く当てもなく、子供の頃に遊んでいた公園へ。ホームレス中学生として暮らし始める。

はなく、公園の草やダンボールを食べて暮らす毎日。田村はついにスーパーで菓子パンを万引きしようと思い立つ。だが、3時間ほどの葛藤の後、かつて母に怒られたことを思い出し、何とか自分の手を止めた。

が、本当は3時間もパンの前でうろうろしていたら、店員が不審に思って、パンくらいもらえるのではないかという思惑もあったとスタジオで初告白。結局、持久戦に敗れ、帰っていったらしい。

兄の勧めで高校に進学。だが、自分には不幸なことしか起こらないと思い始めた田村は、死を考えるようになっていた。だが、ある日、担任の女性教師から「自分も最近、父を亡くした」という親身な手紙をもらい、死を思い止まることができたという。

高3になり、田村は芸人になることを夢見るようになった。野口英世と母の話をマンガで読み、自分も教科書に載るような人になったら、母の偉大さを世に伝えることができると考えたのだ。田村は吉本の養成所に通う兄に頼み、自分も受験。見事、合格したことを報告すると、兄はもう自分は辞めたと言う。兄が借金を返すために養成所を辞めたと田村が知ったのは、しばらく後のことだった。

やがて、田村は現在の相方の川島に声をかけ、麒麟を結成。次第に人気を集めていく。そして、先輩のFUJIWARA・原西のアドバイスで子供の頃の話をテレビでするように。それを見た編集者のオファーで書籍化。200万部を超えるベストセラーとなり、国語の教科書にも載る小説となった。田村の夢が叶ったのだ。

再現ドラマの後、田村は小説台となった'実家'の公園へ。死を思い止まらせてくれた先生のもとも訪ねる。

そんな感動の物語を隣で聞いていた川島は「明日から僕らの漫才、誰が笑うん?」とつぶやき、芸人らしく笑いで番組をしめた。
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