｢アタック25｣が放送打ち切り! 最近はつまらなくなった?

テレビ朝日系の長寿番組『アタック25』が､2021年9月末をもって打ち切りになることが決定した｡

1975年に開始したクイズ番組で､初代司会者の児玉清の｢アタックチャンス!｣は名フレーズとして誰しもが知るところ｡
日曜日お昼としては異例の視聴率20%を記録したこともあったが､昨今は5～6%と低迷｡司会も谷原章介に代わり､以前のような盛り上がりに欠ける｡

視聴者参加型の番組という構成が､新型コロナウイルスの影響で大きな痛手を被った｡大人数を集めることが難しく､予選会の開催も出来なくなり､タレントが出演する機会が増えた｡
クイズが得意なタレントをキャスティングするものの､知名度が乏しかったり､肝心なマス目の取り方がヘタクソだったり､視聴者が納得しづらい状況が多くなった｡

そういった事情もあり､｢つまらなくなった｣と批評する声も増えている｡やはり同番組のファンは､高レベルなクイズ合戦が見たいのであって､他のクイズ番組のようなバラエティー色を求めていない｡
後番組には"若年層をターゲットにした番組"に変更するそうだが､『アタック25』を超える視聴率を取る番組を作れるかは甚だ疑問｡
｢『噂の!東京マガジン』みたいに『アタック25』もBSで続けて欲しい｣と､BS放送での継続を求める声も上がっており､制作スタッフや谷原章介にその声が届けばいいのだが｡

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