サッカー･乾貴士がセレッソ大阪をクビに! 途中交代に憤慨してスタッフに暴言!

サッカー元日本代表選手で､セレッソ大阪に所属する乾貴士が､6月9日付で同チームから契約解除されたことが発表された｡

原因となったのは､4月5日の柏レイソル戦の試合中と試合後に起こした規律違反だ｡この試合で彼は途中交代されられたのだが､そこで小菊昭雄監督に憤慨｡チームスタッフにも暴言を吐いたという｡
乾貴士の怒りは収まらず､試合終了後も暴言を連発｡チームは当面の謹慎処分を科し､練習場への立ち入りを禁止｡公式戦8試合の出場停止処分を経て､練習場への立ち入りを許可されたものの､乾貴士は体調不良を理由に参加を拒否｡チームと彼の溝は埋まらず､数回の話し合いの末､退団が決定した｡

ベンチで吐いたスタッフへの暴言や試合後の暴言は､想像以上にチーム関係者を激怒させた模様｡乾貴士も当初は反省して､謝罪の言葉を述べたそうだが､全体練習への参加は引き続き禁止されるという相当重い処分を課せられたことで､亀裂が生じた｡その溝は修復できず､監督や関係者と話し合いの場を設けても､チームに戻ることは出来なかった｡

森島寛晃社長は､今回の一件について､｢時間が空いていく中で､本人もなかなか現場に戻るタイミングを決断しきれなかった｡お互いの話のなかでそこはなかなか合意できなかった｡クラブももう少し早いアプローチが必要だったのかな｡もう少し､やれるという思いにさせてあげられなかったのかなと思う｣とコメントしている｡

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