NHK､取材中に国の重要文化財を損傷させたと報告!

NHKは、同局番組の取材中、国の重要文化財に指定されている施設の一部を損傷させる出来事があったことを報告した。

広報局は「ことし5月24日、Eテレの番組『芸能きわみ堂』ロケのため、国の重要文化財に指定されている香川県琴平町の旧金毘羅大芝居で撮影を行った際、撮影担当者が花道から客席に転落し、升席を仕切る木製の角材の一部が破損しました」と文面で伝えている。

「NHKは、関係者の皆様に謝罪し、琴平町を通じて関係機関に報告をおこないました。出演者や関係者にけがはなく、一般公開や公演などに影響はありませんでした。貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします。関係機関の指導に従い、適切に対応してまいります。改めて文化財の保護を徹底してまいります」とした。

旧金毘羅大芝居は、現存する中では日本最古の芝居小屋として知られ、現在でも公演が実施されている。2024年4月には、第三十七回『四国こんぴら歌舞伎大芝居』が開催され、その期間中にトラブルが起きたと推測される。

NHKは過去にも、東大寺に釘を打ち込んだり、お寺を破損させるなど、同様の失態を何度も犯してきた。本当に反省しているのか、文化財を軽視しているのではないか。局全体のモラルが問われる。

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