｢ZIP!｣の看板犬･ZIPPEIが飼い主の過失により死亡で批判殺到!

日本テレビ系『ZIP!』の人気コーナー｢ZIPPEIスマイルキャラバン｣に登場していた二匹の看板犬･通称"ZIPPEI兄弟"が9日死亡していたことが明らかとなった｡10日放送の同番組で伝えている｡

番組によれば､ZIPPEI兄弟には飼い主がおり､ロケ以外の日は飼い主が他の7頭と一緒に､合計9頭の面倒を見ていた｡飼い主が犬を車の中にクーラーを付けた状態で放置して､1時間～1時間半後戻ってきたところ､全頭ぐったり倒れており､うちZIPPEI兄弟含む7頭が死亡｡

兄は8月7日長野県の旅から､弟は7月21日に山梨県の旅を終えて飼い主のもとにいた｡飼い主も今回の事故にショックを受けていると説明があったものの､視聴者からは怒りの声が噴出｡そもそも真夏の車内に9頭をいっぺんに放置して長時間不在にすること自体､飼い主の"愛情"があったのか懐疑的｡クーラーは､飼い主が車を降りてから一度別の人が車に乗って少し動かした時には付いていたそうだが､そこから飼い主が戻ってくるまでの間に切れていたという｡これも通常では有り得ない現象だ｡

今年2月には､ZIPPEI兄弟が声帯手術を受けていたことが『週刊文春』の報道で発覚｡日本テレビ側に犬を提供したZOO動物プロダクションは｢大型犬で吠え声が大きいので､このままでは飼えなくなり､保健所に出して安楽死させるよりいいと考えた｣と事情を説明したが､吠えてもかすり声しか出ない姿に視聴者はどこか哀しい気持ちを憶えた人もいるはず｡番組に出演させるため､うるさくならないよう声帯を切ったとの説もあり､批判が殺到していた｡

本当に日本テレビ側や飼い主にZIPPEIへの愛情はあったのか｡人気者となり視聴率を稼ぐ為の道具になっていなかったか否か､真意が問われる｡

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