カーネーションあらすじ完全版

カーネーション

[第12週]

12/19放送

妊婦の糸子（尾野真千子）が善作（小林薫）を病院に運び込み一命を取り留めてから４ヶ月後、善作が危篤に陥る。糸子が電報を受け取った3日後、木之元（甲本雅裕）たちが骨壷を持って帰ってきた。周囲が涙にくれるなか、糸子は気丈に振舞った。

善作の通夜で、周囲から糸子は思わぬ言葉を聞いた。「善作が糸子を特に可愛がっていた」というものだった。

通夜後、世間で小原家に対して悪い噂が流れる。「配給所に行かない小原家は闇で物資を買っている」というものだった。噂を聞いた糸子は大変憤慨するが、一方で周囲の温かい支えに感謝するのだった。

戦争が益々厳しくなり、糸子は大日本婦人会の澤田（三島ゆり子）からミシンの供出を求められる。しかし、糸子はそれを拒否し続けた。そんなとき、善作の言葉を思い出し、軍服を縫えばミシンの没収を免れられるのではないかと考え、急いで準備を始めた。

そんななか、奈津（栗山千明）から「吉田屋を買ってほしい」と持ちかけられる。なんとか奈津を救おうと奮闘するが、とうとう奈津は借金を残して夜逃げしてしまった。

戦争が激しさを増すなか、糸子と家族、糸子が抱える縫い子たちは軍の衣類を作る事で生計を立て、必死に店を守っていた。

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